赤ちゃんはまだ免疫力が低いために、大人では症状の出ないウイルスにも敏感に反応します。
病気だけではなく、ちょっとした空気中のほこりや、気温の変化、乾燥などでも鼻水やくしゃみが出たりします。

よくあることだと聞いても、ママは不安が尽きませんよね。

鼻水も透明な鼻水から、黄色や緑がかった鼻水をしていることがあります。赤ちゃんの鼻水がどのような状態のときに緑色になってしまうのでしょうか。

赤ちゃんの鼻水が緑色になる原因などについてお話します。

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緑色の鼻水の原因は?

基本的に緑がかった鼻水が出るというのは、病気である証拠です。

というのも、ウイルスや細菌と戦った免疫細胞の死骸が含まれるとそういった緑や黄色っぽい鼻水になるのです。

どんどんウイルスや細菌が排出されていき、治りかけの状態ではありますが、体内ではまだまだ戦っている最中ということです。悪化しないように気を付ける必要があります。

鼻づまりがひどく機嫌もよくないようであれば、別のウイルスをまたもらってきてしまったり、弱っている体で他の病気を併発している危険もあります。
発熱などの症状が治まっていて鼻水だけだとしても甘くみず、よく観察するようにしてくださいね。

 

病院に行くべき?

多くのママは、この緑色の鼻水になる前に一度病院にかかるかも知れませんね。
ですが治りかけのこの鼻水は厄介で、色だけではなく粘り気を増してきます。うまく鼻をかめない赤ちゃんにとっては、より一層苦しいものになってしまうのです。

風邪を引いて咳を伴う場合には、痰が絡んだようなガラガラとした咳が出たりすることもあります。
我が家でも子供がこのネバネバの鼻水を喉まで吸い込んでしまったときに、喉が痛くなってしまわないか心配なほどの咳をしていました。
病院に行って診てもらうと「喉も赤くなく綺麗になっていますよ」「治りかけは粘り気が出るので」とのことでホッとすることが出来ました。

病院に行くメリットは、そういったママの心理的な部分も多くありますよね。

 

この緑色の鼻水、治りかけのもので心配がいらないとは限りません。長引く場合には特に注意が必要です。

粘り気が出て排出されにくくなることで、鼻が詰まってしまってしまい、中耳炎副鼻腔炎を引き起こしてしまう可能性があります。

病院では鼻水を出しやすくするお薬を処方してくれる場合もありますから、緑や黄色になってきたから安心するのではなく、一度経過の観察も兼ねて診察してもらうことをオススメします。

※関連記事:赤ちゃんの鼻水が治らない!行くのは耳鼻科?小児科?

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鼻水が臭う場合は?

鼻水が緑がかっていて、さらに臭う場合には一刻も早く耳鼻科を受診するようにしてください。

副鼻腔炎」、いわゆる「蓄膿症」である可能性が大いにあります。

顔の内側にある空洞(副鼻腔)に、膿が溜まる病気で、この場合には鼻水や口の臭いに変化があります。他にも頭痛がしたり目の奥が痛かったりと症状はあります。

ママが赤ちゃんから見てとれるのは、鼻水の色と臭いの特徴です。異変を感じたら副鼻腔炎を疑い、専門医に診てもらいましょう。

一度この副鼻腔炎、蓄膿症になってしまうと治療に数か月かかる場合もあります。

まずは栄養と休息とたっぷりとることと、手洗いうがいを心がけ、風邪を引かないよう予防に努めましょう。

※関連記事:赤ちゃんの鼻水と咳!原因は?病院を受診するべき?

 

まとめ

おおらかなママは、少しの鼻水は気にせずドンと構えていられるかもしれません。ですが、対処せず放っておくと症状が悪化することもありますから変化には気が付けるようにしておきたいですね。

また、その鼻水に含まれるウイルスでお友だちにうつしてしまう危険がありますから、鼻水が出ているときは支援センターなど子供の集まるところには出かけないようにしましょう。
赤ちゃん自身も別の細菌やウイルスに感染しやすい状態とも言えますから、おうちでゆっくり絵本読んだり、お歌を歌って過ごすのもいいかもしれませんね。

※赤ちゃんの鼻水に関しては以下でも紹介しています。

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