産まれて間もない赤ちゃんは、様々な刺激を受けて大きくなっていきます。知性の面でももちろん、体も慣れない環境に適応していくために懸命に成長していきます。

そんな刺激の一つであるのが、空気中のほこり、ウイルスや細菌。気を付けているつもりでも、知れず知れずに吸い込んで、鼻水やくしゃみが出たりといった症状が現れます。

赤ちゃんは鼻水が出やすいものではありますが、ママにとっては悩みの種ですよね。

赤ちゃんの鼻水を治す薬はあるのでしょうか。また、市販で売られている薬を赤ちゃんに使用してもよいのか、調べてみました。

赤ちゃんの鼻水で悩んでいるママは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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「鼻水を治す」ってどういう仕組み?

そもそも、鼻水を治すというのはどういう治療なのでしょうか。

鼻水というのは体に入った異物を外へ出そうという働きです。
大人は鼻水が出ているときにはティッシュにかんだり、喉へ吸い込んで、うまく処理することが出来ますよね。赤ちゃんにはそれが出来ません。

一度溜まってしまうと、ウイルスごと体内に留まり、他の病気に繋がってしまうこともあります。

赤ちゃんの「鼻水を治す」=「鼻水を出し切る」ということです。

小児科や耳鼻科で処方されるのは、鼻水が出やすくなるお薬がほとんどです。

なので、お薬を飲んでいるのに鼻水がひどくなった・・・というママも安心してください。
あまりに鼻水が長く続き、治らないようであればもう一度受診してくださいね。

 

市販のお薬、赤ちゃんに使ってもいいの?

子供がたくさんいるご家庭や働いているママは、なかなか鼻水を出すたびに病院に行っている時間がない場合もあると思います。

そんな時に頼りたくなるのが市販の薬。

見てみると生後3ヶ月から使える風邪薬もあるようです。大人用と同じく鼻の症状に特化したものも売られているようです。
鼻が詰まって苦しそうな赤ちゃんに効果があるのなら飲ませてあげたいですよね。

しかし、「なるべくなら市販の風邪薬は飲ませないほうがよい」というのが結論です。

原因がはっきりしないことには、風邪薬を飲ませるのは危険だということが理由のひとつです。
鼻水が出る原因は様々ですから、アレルギーやその他の病気の可能性もあります。

また、薬によっては鼻水を止めてしまうものもあります。

先ほどもお話したように、鼻水は異物を体の外へ出すために分泌されるものです。それを止めてしまうと中耳炎などを引き起こしてしまう一因にもなります。

薬による副作用やアレルギーの心配もあります。何かあってからでは遅いですから、やはり病院で症状を診てもらったうえで処方してもらうのが一番です。

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小児科と耳鼻科に薬の違いはある?

基本的に処方されるお薬に違いはありません。どちらを受診するかは鼻水以外の症状で判断するのが良いでしょう。中には発熱している場合には小児科へ、といった耳鼻科もあります。

鼻水が多く出ている場合には、自動の鼻吸い機で吸い取ってもらうことがよくありますが、小児科には置いていない場合もあります。かかりつけの小児科と、近所の通いやすい耳鼻科と、電話で症状を伝えて相談してみても良いかもしれませんね。

※関連記事:赤ちゃんの鼻水が治らない!行くのは耳鼻科?小児科?

 

まとめ

鼻水の薬だけではなく、他にも赤ちゃんから使える薬は多く市販されています。
しかし、病院の薬には効果も安全面も敵わないものが多いという印象です。

私の場合には病院に行くことで安心し、気持ちにも余裕が持てるので、なるべく医師に診てもらうようにしています。

とはいっても、市販されているお薬も、研究に研究がなされ、様々なテストをクリアしたものなのでしょうから、どうしてものときの常備薬として手元に持っておいてもよいかもしれませんね。

※赤ちゃんの鼻水に関しては以下でも紹介しています。

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