新陳代謝がよく汗っかきな赤ちゃん。汗疹が出来てしまったり、蒸れてかぶれてしまうことも。
肌トラブルに関しては冬の乾燥も気になりますが、夏の汗も気になりますよね。
大人だと、べたついた時には湯船に浸からずさっとシャワーを浴びてスッキリすることもありますが、赤ちゃんも同じようにシャワーで済ませてしまってもいいのでしょうか?
お出かけから帰ってきて、帽子の中が蒸れていたり「シャワーを浴びさせてあげたい!」と思うこともありますよね。でもかえって冷えてしまわないか心配・・・。
そんな、赤ちゃんの夏のお風呂に対する疑問にお答えします!
夏はシャワーだけでもいいの?
一日の汚れをしっかりとベビーソープで落としさえすれば、シャワーでもOKです。
日焼け止めなどを塗っていることも多いと思うので、汗と一緒にきちんと流してあげましょうね。
ただ、湯船に全身浸かることで血行もよくなりますし、ほどよく疲れて入眠しやすくなったり、良い効果がたくさんありますから、週に何回かは湯船に浸かった方が良いとされています。
毎日がシャワーはNGですが、夏でも毎日湯船はOKということです。赤ちゃんだけでなく、大人も同じです。
シャワーのメリットはお湯が溜まるのを待たなくて良いところです。入りたいタイミングで入れますよね。
ただほんの5分でも、湯船に浸かるのと浸からないのとでは温まり方が格段に違います。
シャワーだけの場合は特に、湯冷めしてしまわないように、すぐにバスタオルで水分を拭いてあげて、お部屋を冷やしすぎないように気を付けてください。
赤ちゃんの適温はどのくらい?
ベビーバスでの沐浴と同じく、大人が少しぬるいと感じるくらい、夏ならば38度くらいが適温です。一緒に入る大人は温まりきらないかもしれないので、温度を上げる場合は、のぼせてしまわないように短時間であがるようにしてください。
そしてシャワーのときと同じく脱衣所やリビングを冷やしすぎないように、注意してくださいね。
我が家では湯温計もお風呂場のおもちゃのひとつになっています。
夏と冬の適温が表記されている湯温計もありますから、活用してみてくださいね。
何回もシャワーを浴びてもいいの?
これはそれぞれの赤ちゃんの肌質によっても、個人差があります。基本的には何回もシャワーしても問題はありません。
ですが、ベビーソープ・石鹸を付けて洗わなくても、シャワーで流すだけでも体の油分は失われてしまうので、乾燥肌の子は特にその後のケアを怠らないようにしましょう。
蒸れることによる湿疹の出来やすい子はこまめに体を拭いてあげたり、シャワーをしてあげた方が症状の改善が見られることもあります。あくまでも汗を流す目的で、汚れを取るのは一日に一回の入浴で充分です。
夏には一度かかると厄介な感染症も多くあり、免疫力を保つことが大切ですから、日中でも湯冷めしないようにすることと、赤ちゃんのお肌の様子を見ながら入れるにしましょうね。
お風呂上りに気を付けることは?
ぬるめが適温、ということからも分かるように、赤ちゃんの体はあたたまりやすく、そして冷えやすくもあります。水分を拭き取って保湿ケアをしたら、素早く服を着せてあげましょう。
とはいっても寝返りやハイハイをする赤ちゃんに服を着せるのは、それだけで根気のいることだったりしますよね。ですので、せめて先に体と髪の毛の水分をしっかり拭き取るだけでも頑張りましょう。
ちなみに保湿に関しては、お風呂上りの5分が勝負と言われています。一人でお風呂に入れるママも多い中、5分以内に保湿が完了することも難しいですよね。毎日のことなので、追いかけっこも楽しみながらお肌のケアをしていけたらいいですね。
そして汗を流すためのお風呂でも、さらに汗をかきます。喉が渇くのでお風呂上りには水分補給をするようにしましょう。
冷たいものはなるべく避け、月齢に合わせて白湯や母乳、麦茶などを与えます。
まとめ
夏の赤ちゃんのお風呂の疑問、解決することが出来ましたか?
シャワーは怖がる赤ちゃんもいると思います。我が子はシャワー自体は好きで手を伸ばすのですが、少し高いところからお風呂マットに当たる音は怖いようです。怖がる場合は無理に使用せず、手おけで流すなどしつつ、徐々に慣れてもらうようにしていきましょう。
一人でお風呂に入れるママは準備から片付けまで大変だとは思いますが、月齢が進んでいくと楽になることも増えてきます。たくさんコミュニケーションをとって、楽しいお風呂の時間にしてくださいね。
※赤ちゃんのお風呂の入れ方は、赤ちゃんとお風呂に入ろう!どうやって入る?時間は?温度は?上手なお風呂の入り方でも詳しく紹介しています。