子供の集団生活にはメリットもたくさんありますが、多くのママを悩ませるのが風邪など感染症の拡大。治ったと思ったら保育園からお迎え要請の電話が・・なんてこともよくありますよね。

夏に小さい子供に流行するヘルパンギーナ。子供の看病をしているときに、うつったらどうしよう、と心配ですよね。

しかし、ヘルパンギーナは乳幼児のかかる夏風邪というイメージですが、大人もうつることがあるのでしょうか?

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ヘルパンギーナは子供だけ?

ズバリ、違います。

主な患者は5歳以下の乳幼児ですが、大人に比べてまだまだ免疫力が低いことがその理由です。成長につれ様々な免疫が出来てくるので、かかりにくいと言われています。

そう、“かかりにくい”だけで、大人でもヘルパンギーナにかかってしまうことは充分にあるんです。

大人が感染してしまうと、軽度の症状で治まることも多いそうです。

しかし、中には重症化してしまうこともあり、子供と同じ症状の高熱や喉の痛みもより一層増し、稀に高熱による熱性けいれんを起こしてしまうこともあります。さらに恐ろしいことに、髄膜炎を併発してしまうこともあるのだそうです。

うつってしまうのは、やはり体が弱っている=免疫力の下がっているときです。普段から免疫力を高めておくことが大切です。

※ヘルパンギーナの詳しい症状については、ヘルパンギーナの症状とは?の記事をご参照ください。

 

ヘルパンギーナにならないために

ヘルパンギーナはウイルス性の病気ですから、一番の対策は「手洗いうがいの徹底」です。

外から帰った時だけではなく、外出先でトイレに入った時も、すぐにまた遊びに行きたいところをぐっと堪えて、しっかり手を洗うようにお子さんにも習慣づけておきたいですね。

子供の看病をしている場合は、食事を与えたスプーンなど食器類に口をつけないこと。熱さや味をみる場合も違うものを使うようにしてくださいね。

そして便を介して感染する可能性もあります。少々手間はかかりますが、トイレ掃除というよりも「消毒」するように心がけましょう。

ドラッグストアなどにも家庭用の塩素系漂白剤が売っているので、薄めて使用し、消毒することをオススメします。(商品ごとの説明をよく読んで用法用量を守ってご使用くださいね!)

オムツの取れていない子供の場合は、使い捨てのゴム手袋を装着するか、替え終わった後にせっけんを使って手を洗うようにしましょう。

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夏にかかりやすい病気

ヘルパンギーナの他にも、夏に流行する病気があります。たとえば、「手足口病」。

ヘルパンギーナは口や喉に水疱のような発疹が出来ますが、この手足口病はその名の通り手や足にも発疹が出来ます。これも5歳以下の乳幼児が主な患者ですが、ごくごく稀に大人にも感染してしまうことがあるようです。

 

そして伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)、いわゆる「とびひ」です。

私も小さいときにかかった覚えがあります。痒くて掻いてしまうのですが、その手から体のあちこちにまさに「飛び火」し、母に叱られた記憶が。皮膚のバリアが弱っているときに感染しやすくなります。

私も大人になった今もですが子供のころから乾燥肌だったので、それも関係して、感染してしまったようです。子供は逃げ回るかもしれませんが、お風呂上りの保湿ケアをきちんとしてあげることが予防につながります。

 

その他にも、「熱中症」や、はたまたそれを避けすぎての「冷房病」なるものもあります。元気に外で遊んで体力をつけた後は、水分補給と適度な休息が大切ですね。

 

まとめ

もちろん我が子から以外にも大人もうつってしまうことがありますから、「手洗いうがい」を日常から心がけていきましょう。

ママがダウンしてしまったら、洗濯やご飯の支度、洗い物も子供の世話も、お家のことがまわらなくなってしまいますよね。パパが一手に担うことはきっと難しいでしょう。そうならないために、しっかりと予防をして、家族で楽しい夏を過ごしてくださいね。

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