赤ちゃんは頻繁にうんちをするイメージがあるので、うんちが1日、2日出ないと「もしかして便秘!?」なんて思ってしまうことはありませんか?

実は赤ちゃんの便秘はよくあることなんです。

大切な事は、便秘かな?と思った時に赤ちゃんの様子をしっかり見てあげることです。
対処が早ければ、便秘もひどくならずに済みます。

赤ちゃんが便秘になる原因や解消方法を知って、赤ちゃんの便秘予防と緩和に努めてあげましょう。

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赤ちゃんの便秘は何が原因?

1歳までの赤ちゃんは食べる物や食べる量が月齢とともに変わります。

便秘の症状や原因も月齢によって違いが出てきます

ここでは赤ちゃんの月齢別に主な原因を紹介します。

 

新生児期(生後1か月~4か月)の便秘

この時期の赤ちゃんは母乳・ミルクのみで成長します。

なので、一番多い便秘の原因は母乳・ミルクの量が足りていないことです。

特に母乳の場合は実際に赤ちゃんが飲んでいる量がはっきりわからないので、特に注意が必要でしょう。
母乳をあげた後にミルクを飲ましてもゴクゴク飲むようなら足りていない可能性があります。

 

その他にも消化器官の成長による排便ペースの変化が原因として挙げられます。

赤ちゃんの成長と共に一度に飲むミルクの量が増え、ミルクの回数が少なくなってきます。

それに伴い、栄養を吸収する消化器官の機能が高まり、腸から水分が吸収されやすくなるため排便の回数が減ることがあります。

 

生後5か月~8か月の便秘

この時期から離乳食が始まります。

離乳食が始まると、今まで母乳やミルクから摂っていた水分量が少なくなり、便秘になりやすい時期です。

また、初めて食べる食材で消化しきれずにうんちにそのまま出てきたり、うんちの状態がゆるかったり、固かったりと安定しない時期でもあります。

 

生後9か月~1歳の便秘

離乳食の回数が増える9か月頃からは食べる食材によって便秘を引き起こすこともあります。食物繊維の多い食材を取り入れる事が大切ですね。

また、ハイハイを始めると運動量が増え、汗をかきます。汗をかくことによる水分不足も便秘の原因に繋がります。

 

その他の原因

生まれつき腸や肛門などに異常を持っている赤ちゃんもいます。

我が子は生後24時間たってもおしっこ・うんちが一度も出ず肛門の異常を疑われ、検査をするか相談されました。
看護師さんが浣腸をしてもらい、やっと出たのですが、その後もおしっこの回数やうんちの出る量には注意するよう言われました。

治療が必要な場合もあるので、おかしいなと思ったら受診をおすすめします。

 

赤ちゃんの便秘を予防するためにはどうすればいい?

離乳食が始まるまでの赤ちゃんは母乳・ミルクが基本です。

特に母乳で育てているママは、ママの食べる食事に脂肪の多く含まれる食材は控え、食物繊維の多い食材を取り入れるようにしましょう。

また、母乳をあげているとママ自身も水分不足になり、母乳の出が悪くなったりしますので、ママの水分補給も忘れずにしましょう。

その他にも、白湯や生後1か月から飲める麦茶など、お風呂上りにあげることで赤ちゃんの水分不足が防げますね。

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赤ちゃんの便秘を解消する方法

「の」の字マッサージ

赤ちゃんのお腹を「の」の字を書くように優しくマッサージします。
くれぐれもお腹を圧迫しないよう注意しましょう。

 

足のストレッチマッサージ

赤ちゃんのひざと太ももでお腹を押すようにマッサージします。

ひざをもって股関節をゆっくり回すようにストレッチすると腸の刺激になり便秘解消に繋がります。

ベビーヨガなどでよく取り入れられているストレッチですね!

 

白湯や麦茶 果物の果汁を飲む

離乳食が始まるタイミングで白湯や麦茶、果物の果汁も少しずつあげてもいいでしょう。

また、便通をよくするヨーグルトはペースト状なので食べさせてあげるのもいいですね。

 

生活リズムを整える

赤ちゃんがハイハイして動くようになり、離乳食の回数も増えると、生活リズムを整えましょう。

1日の運動量や睡眠時間や食事の時間を決め、生活のリズムを整えることでうんちのタイミングもある程度決まってきます。排便のタイミングや回数も把握しやすくなります。

 

離乳食に食物繊維の多い食材を取り入れる

離乳食に食物繊維の多い野菜や乳酸菌の多いヨーグルトなどを取り入れてみましょう。

 

まとめ

小さい赤ちゃんの少しの変化に気づくことはとっても難しい事です。

また、どのタイミングで病院を受診するべきかの判断はもっと難しいですよね。

そんな時、自宅でできる対処法を知っておくと安心できます。

赤ちゃんの様子を見て、紹介した解消方法を取り入れてみてください。

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