皆さんは赤ちゃんが便秘になるって聞いたことありますか?
実は8割の赤ちゃんが便秘を経験するらしいです。なので、赤ちゃんが便秘になったからといって慌てることはありません。
しかし、赤ちゃんの便秘をそのままにしておくと、うんちが固くなり排便時に痛みが伴うため、赤ちゃんがうんちをするのを我慢してしまい、排便リズムも悪くなってしまうのでよくありません。
赤ちゃんが便秘になったら、排便できるようにしっかりサポートしてあげましょう。
今回は、赤ちゃんが便秘になった時に自宅でできる便秘解消マッサージについて紹介します。
目次
便秘解消マッサージのやり方
どの月齢の赤ちゃんにも効果的なマッサージを紹介したいと思います。
「の」の字マッサージ
赤ちゃんのお腹を中心に「の」の字を描くようにマッサージしてあげます。
大腸は時計回りになっているので、それに合わせて「の」の字を描くようにして腸に刺激を与えます。
ポイント
お風呂上がりの血行が良くなっている時にしてあげると効果も良いです。
また、ベビーオイルやハンドクリームを塗ると摩擦が起こりにくく、赤ちゃんも気持ちよくなります。
自転車こぎマッサージ
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両足を持ち片足づつ伸ばして曲げてをゆっくり繰り返します。
自転車のペダルをこいでいるようなような動きです。
直接お腹に当たらなくても、足を動かすことは腸にも刺激が伝わりますので、効果的です。
ポイント
このマッサージはよくベビーヨガのレッスンでも取り入れられていて、歌を歌ってあげながら楽しくやってみましょう。
赤ちゃんの顔を見ながらマッサージできるので、親子のスキンシップにもなります。
お尻マッサージ
おむつを替える時と同じような体勢にして、赤ちゃんの肛門のすぐ上あたりを指で押したり、軽くトントンとたたいてマッサージをします。
反射的に排便を促しているので、急にうんちが飛び出てくることがあります。
マッサージを行う際は、おむつの下にバスタオルや新聞紙を一緒に敷いておくと良いでしょう。
ポイント
ママの爪が伸びていたりすると痛いので注意しましょう。あまり強く押しすぎないように気を付けてください。
注意する点
どのマッサージも授乳・離乳食後は避けるようにしてくださいね。
赤ちゃんがお腹いっぱいになっていて、マッサージすると嘔吐してしまう可能性があります。
便秘解消マッサージを動画でみてみよう
「の」の字マッサージ
自転車こぎマッサージ
マッサージは便秘になって何日ぐらいでするの?
マッサージは便秘になってから何日ぐらいで行えばいいのか悩みますよね。
それはママが便秘かな?と思ったらマッサージをしてあげてください。マッサージは毎日の習慣として行っていいものです。
赤ちゃんが便秘で苦しむ前に、「最近うんちが出ていないな。」と思ったら実践してみてください。
マッサージはどのぐらいの効果があるの?
どのマッサージも簡単に自宅で実践でき、赤ちゃんにも負担が軽いマッサージです。
なので、即効性はありませんが、赤ちゃんの腸はまだ未熟ですから、強いマッサージは避け、スキンシップも兼ねて行うようにしてくださいね。
また、マッサージを行うタイミングとして効果的なのは、お風呂上りの血行が良くなっている時やおむつ交換時、寝る前などのリラックスしている時がオススメです。
まとめ
私も紹介したマッサージで赤ちゃんの便秘解消をしました。
また、毎日スキンシップも兼ねてマッサージすると、排便習慣ができてくるようになります。
特に、まだ歩かない赤ちゃんは腸の動きが活発ではないので、マッサージが効果的です。
歌を歌ったり、リズムをとったり、優しく声掛けをしてあやしながら、楽しくマッサージしてあげて下さいね。
※赤ちゃんの便秘に関しては以下でも紹介しています。