生まれて間もない赤ちゃんは昼夜関係なく、寝たり、起きたりを繰り返します。
あまり広く認識されていませんが、実は赤ちゃんも生まれたときから昼と夜の区別をつけて過ごすことはとても大切なことなのです。
どうして昼と夜の区別をつけた方がいいのか?赤ちゃんの昼夜逆転はどうして起こるのか?など、赤ちゃんの昼夜逆転について紹介します。
目次
赤ちゃんの昼夜逆転、どうして起こるの?
生まれたばかりの赤ちゃんは、ミルクやお風呂以外ほぼ1日中眠っています。
昼も夜もなく寝ているように思いますが、赤ちゃんも体内時計を刻んでいます。
生活習慣しだいで赤ちゃんの体内時計が狂い、昼夜逆転することもあるのです。
まずは、昼夜逆転する原因についてお話しします。
朝日を浴びない
人間は朝日を浴びると体内時計がリセットされて体が活動に向かうようにできています。
それは赤ちゃんも一緒です。
お風呂や離乳食の時間がバラバラ
お風呂は毎日パパが入れているお家もありますよね。
パパが帰りが一定じゃないと、毎日のお風呂の時間がバラバラなり、赤ちゃんは生活のリズムをつかみにくくなります。
また、離乳食を食べる時間がバラバラなのも生活のリズムが狂う原因になります。
赤ちゃんの昼夜逆転、いつまで続くの?
赤ちゃんの体内時計が整い始めるのは生後4ヶ月ごろからです。
起きている時間が増えてきたら生活リズムを意識していくことがとても大切になってきます。
毎日、生活リズムづくりを意識していると、1歳を過ぎるころには昼夜逆転はほとんど落ち着きますよ。
赤ちゃんの昼夜逆転、治すにはどうしたらいい?
赤ちゃんの生活リズムを整えて、昼と夜の区別をつけるにはどうしたらいいのでしょう。
朝は決まった時間に起こす
毎朝同じ時間に赤ちゃんを起こして、まずはカーテンを開けてたっぷりと朝日を浴びましょう。
赤ちゃんの体は「明るい時間は、起きて活動する時間なんだ」と覚えていきます。
離乳食や授乳の時間を一定にする
食事のリズムがバラバラだと、生活リズムが崩れやすくなります。
また、昼寝と違って食事の時間は比較的ママがコントロールしやすい部分でもあります。
お出かけしているときでもいつもと同じ時間にお弁当を食べるなどして、食事の時間が大きくズレないようにしましょう。
お昼寝に気をつける
いつもより少し長くお昼寝をしただけでも、赤ちゃんは夜、眠りにくくなります。
寝る時間がずれると次の日にも影響していきます。
夕方までお昼寝をしないようにしましょう。
日中しっかり遊ぶ
「明るい時間は起きて活動する時間だ」と認識できるように、日中はしっかり遊びましょう。
夜、よく眠るためには適度に疲れていることも大切です。
よく眠ると、次の日の朝、すっきりと起きることができます。
気持ちよく眠れるようにする
大人も同じですが、不快な状態だとなかなか寝つけず、眠ってもちょいちょい目が覚めてしまいます。寝具やパジャマ、寝室のインテリアなどにもこだわって気持ちよく眠れるようにしましょう。
※関連記事:夏の夜!赤ちゃんが寝るときの服装と快適に寝るための工夫
寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、夜中に目が覚めてしまったり体調を崩したりするので、部屋の温度にも気をつけましょう。
また、「暗くなったら夜なんだ」と認識できるように、部屋は暗めにしましょう。
赤ちゃんが眠ったあとにパパが帰ってきても、パパは赤ちゃんを起こさないようにしてくださいね。
遊びたくても我慢して、寝顔を見るだけにしてください。
私も経験ありますが、起こされた娘は大はしゃぎでそのあとなかなか寝ず、「やっと寝かしつけたのに!」と私はイライラ。いいことひとつもありませんよね。
なので、これもパパの協力が必要になります。
まとめ
赤ちゃんの頃から昼と夜の区別をつけて、規則正しい生活をしていくことは成長していくうえでとても大切なことです。
大きくなってから生活リズムを立て直すのは大変なこと。
また、赤ちゃんと一緒にママやパパも規則正しい生活をすることもとてもよいことです。
夜型のママやパパも、赤ちゃんと一緒に朝日を浴びて気持ちよく1日を始めましょう。
※赤ちゃんの睡眠については以下の記事でも紹介しています。