赤ちゃんはたくさん寝るものと思っていたのに、あまり寝なかったりすると心配になりますよね。
赤ちゃんがお昼寝をせずに不安になっているママも多いようです。
今回は赤ちゃんが昼間に寝ない原因と対処について紹介します。
赤ちゃんが昼間に寝なくても大丈夫なのかな?よく眠るための方法ないかな?そんな疑問や不安を解消してください。
目次
赤ちゃんが昼間に寝ない、その原因は?
赤ちゃんがお昼寝をしないとき、いくつかの原因が考えられます。
それぞれの原因を対処法と合わせてお話ししたいと思います。
げっぷが出なくておなかが苦しい
授乳のあとに上手にげっぷが出ないと、大人と一緒でおなかの張りを感じます。
もう1度げっぷをさせてみてください。
おなかが空いている
赤ちゃんは1度にたくさんミルクを飲むことができないため、すぐにおなかが空きます。
1日10~20回ほどの授乳は決して多くはありません。心配せずにミルクを飲ませてください。
暑い、または寒い
赤ちゃんは大人よりも体温は高めです。
大人がさほど暑さを感じていなくても赤ちゃんにとっては暑いこともあります。
風が赤ちゃんに当たらないようにして、扇風機やクーラーを弱めにかけてみてください。
スッと眠ることがあります。
また、少し涼しい時期でも赤ちゃんは意外と寒くないときがあります。
手足が少し冷たくても、体が温かかったら大丈夫です。
※関連記事:赤ちゃんにクーラーって使っていいの?最適温度は?クーラーを上手に使おう!
さみしい、不安
ママと離れるのがさみしかったり不安だったりして眠れないこともあります。
何をしても寝ないときは抱っこをしたり、そばにいてあげたりしてください。
赤ちゃんの睡眠リズムは、おなかのなかにいたときと同じリズムです。
あまり寝ない赤ちゃんは、おなかのなかでもこまぎれに寝ていたのかもしれませんね。
赤ちゃんは、昼間に寝なくても大丈夫?
赤ちゃんはたくさん寝るイメージがあるので、少ししか寝ないと大丈夫かなと心配になりますよね。
大人と同じように、赤ちゃんもちょうどいい睡眠時間に個人差があります。
また、外の世界に出たばかりの赤ちゃんは、まだまだ戸惑っているのです。
夜の寝つきがよくて、しっかりと眠り、次の日の朝スッキリと起きて日中ご機嫌で過ごしているなら基本的には心配はいりません。
いつもわりと寝るのに寝ない日があったら、夕食やお風呂の時間を少し早めて、いつもより早めに寝かせましょう。
ただ、夜に2時間以上早く寝かせると、リズムが狂うので気をつけてくださいね。
以下が、月齢別のお昼寝時間と回数の目安です。
0~2ヶ月
2~3時間ごとに寝たり起きたりで、1日計16~18時間。
3~4ヶ月
4~5時間ごとに寝たり起きたり。
お昼寝は午前時間、午後2~3時間、夕方1時間。
1日計14~15時間。
5~6ヶ月
夜5時間ごとに起きることがある。長いあいだは8~10時間寝る。
お昼寝は午前1時間、午後2~3時間、夕方1時間。
1日計12~14時間。
7~8ヶ月
夜10時間程度。
お昼寝は午前1時間、午後2時間。
計11~13時間。
9ヶ月~1歳
夜10時間程度。
お昼寝は午後2時間以内。
1日計11~12時間。
いずれもあくまでも目安なので参考程度としてとらえておきましょう。
昼間寝ない赤ちゃん、寝かしつけの方法は?
赤ちゃんがより良く寝つき、ぐっすりと眠るための方法をいくつかご紹介します。
寝室の環境を整える
寝室が暑かったり寒かったりすると、寝つきにくく寝てもすぐに目が覚めてしまいます。
寝るのも体力を使うため、赤ちゃんはすぐに汗びっしょりになりますので、寝室は大人が「少し涼しいな」と感じる程度の気温にしましょう。
また、肌にゴロゴロ当たらない服や寝具で寝かせましょう。
寝具を清潔にととのえることも大切です。
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抱っこひもやスリング
ずっとそばにいられないときは、抱っこひもやスリングで抱っこしてあげるのもいい方法です。
いつのまにか寝ていることもあるし、ゆらゆらと揺られているだけで赤ちゃんの体が休まることもあります。
あせらない
ママが「早く寝て~早く寝て~」と思いすぎると、その気持ちは不思議と赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんがなかなか寝ないこともあります。
赤ちゃんが寝ているあいだ、ママにはしたいことがいっぱいありますよね。
でも、赤ちゃんが寝たあとのことをあまり考えすぎない方がいいこともあるんです。
私は娘が小さかった頃、「寝たらあれとこれをしよう」と予定を立てすぎて、それができなかったときに落ち込んだりしていました。
そのうち「できなかったらしょうがない」と思えるようになりましたが、そう思ったころから娘はスッススッスとわりとすぐ眠るようになりました。
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まとめ
大人にとっても赤ちゃんにとっても睡眠はとても大事なことです。
赤ちゃんのよりよいお昼寝は、ママにとってもいいことですね。