妊娠・出産を機に洗剤や化粧品の成分を気にするようになったママは多いと思います。実は私もそのひとりです。
掃除や洗濯の洗剤、石けんやボディローションなどはなるべくオーガニックのものを選ぶようになりました。
日差しが強くなり、子供の日焼けが心配になってきたママも多いと思います。肌の弱い赤ちゃんに使う日焼け止めなら、安心できるものを使いたいですよね。
赤ちゃんに安心して使えるオーガニックの日焼け止めについて紹介します。
目次
赤ちゃんの日焼け止め オーガニックがいい理由は？
オーガニックの日焼け止めを選んだ方がいい理由は、やはり使われている成分です。
では、どんな成分が赤ちゃんによくないのでしょうか。ケミカルな日焼け止めに含まれている成分を見てみましょう。
- 紫外線吸収剤
紫外線を吸収し、肌の上でエネルギーに変えて放出するための成分です。
科学的に合成された成分なので、塗ることで赤ちゃんの肌に負担をかけます。
また、肌の上でエネルギーに変えるときにも大きな負担になります。 - 合成ポリマー
日焼け止めをスーッと塗りやすくするために使われています。
合成樹脂や合成ゴムなどから作られていて、皮膚にビニールのような薄い膜を作る性質があります。
この膜が皮膚を覆うことで皮膚が呼吸できなくなったり皮膚のバリア機能を低下させることがあります。 - 合成界面活性剤
日焼け止めの材料には水分も油分もあります。
この２つの成分を混ぜやすくするために使われるのが合成界面活性剤です。
この成分の怖いところは、肌にとどまり肌の組織を壊しながら浸透していくところです。
このように、赤ちゃんにはあまり使いたくない成分は、オーガニックの日焼け止めには使われていません。
なので、オーガニックの日焼け止めは安心して赤ちゃんに塗ることができますね。
オーガニックの日焼け止めは効果あるの？
化学物質を使わないオーガニックの日焼け止めは、どうやって日焼けを防ぐのでしょう。
オーガニックの日焼け止めは、紫外線を跳ねかえす「紫外線散乱剤」を配合しています。
紫外線散乱剤は、こまかい粒子でできています。
この粒子が肌の上で紫外線を跳ねかえすことによって日焼けを防ぐのです。
この粒子自体は体に影響はないと言われています。
粒子をさらに細かくすることを「ナノ化」と言いますが、ナノ化すると人体に入り込んでしまうのではないかと言われています。
なので、ナノ化していないものを選ぶとさらに安心です。
オーガニックの日焼け止めの注意することやデメリットは？
天然由来の成分なので赤ちゃんにも安心で選ぶママも多いオーガニックコスメですが、気をつけることもありました。
いくつかお話ししたいと思います。
合わない人もいる
食べ物アレルギーを持っている人がいるように、植物によるアレルギーが出たりかぶれたりすることがあります。
また、植物の持つ強い力が肌に刺激になることもあります。
合わない成分が入っていないかをチェックして使いましょう。
使い心地がよくない
ケミカルな日焼け止めには、スルスルとのばしやすくしたり手ざわりを良くしたりするための化学物質が配合されています。
オーガニックの日焼け止めにはそういった成分が入っていないため、のばしにくかったり白浮きしたりすることがあります。
長期保存ができない
オーガニックの日焼け止めには防腐剤が入っていません。
そのため、早めに使わないと変質することがあります。
今年買った日焼け止めは今シーズンで使い切りましょう。
成分が合っていて使い心地が我慢できるのであれば、オーガニックの日焼け止めは赤ちゃんにとって最適なものですよ。
オーガニックの日焼け止め おすすめ３選
では、成分や機能的におすすめな日焼け止めをご紹介します。
この商品、なんと虫よけもできる日焼け止めです。
オーガニックアロマエッセンスのなかから虫が嫌う香りをセレクトして配合しています。
また、空気や光によって中味が劣化しないよう、アルミチューブに入っているところもいいですね。
多くのメディアで取り上げられている日焼け止めです。
天然由来の美容オイルがたくさん入っているのが特徴です。
ママが使ってもうれしい機能いっぱいの日焼け止めですね。
紫外線散乱剤はナノ化していません、と明記されている日焼け止めです。
オーガニックコスメながら使い心地の良い日焼け止めです。
まとめ
オーガニックコスメでもばっちり日焼けを予防することができます。
使い心地の良いものも増えていますので、赤ちゃんのために安心なものを選んであげてくださいね。
※赤ちゃんの日焼け対策は以下の記事でも紹介しています。
