冬の乾燥した時期になると、大人でも乾燥して肌がカサカサになりやすいですよね。赤ちゃんの場合は、大人よりも皮膚が薄く、乾燥しやすいのでしっかりケアしていないと、あっという間にカサカサ肌になってしまいます。

乾燥でカサカサになったほっぺや唇のケアにワセリンを使用しようかなと考えているママも多いかと思います。
ワセリンって本当に乾燥肌に効果があるの?副作用は?と心配になる方もいると思うので、今回は赤ちゃんの乾燥肌とワセリンについて詳しく紹介しますね。

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赤ちゃんの肌が乾燥する原因は?

赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の半分程度で刺激に弱く、皮脂の分泌量も少ないです。

また、体温が高く、汗をたくさんかくので汚れが溜まりやすいので、何もケアしないとカサカサ肌になってしまいます。カサカサ肌が悪化すると赤くなったり、かゆみを引き起こす原因となってしまいます。

私も、赤ちゃんを産む前は、何もしなくても、もちもちでみずみずしい肌を保てると思っていましたが、しっかりケアしてあげないといけないことにビックリしました。赤ちゃんのお肌を守るために、きちんとケアをしてあげましょう。

赤ちゃんの乾燥肌にワセリンは効果があるの?

ワセリンとは、石油を元に作られた保湿剤です。石油と聞くとお肌に悪そうですが、化粧品や病院で処方されたりもするので、安心して使用することができます

ワセリンの効果は「肌にフタをする」ことです。そのため、使用の仕方によっては、肌荒れを悪化させてしまう可能性があります。乾燥している肌にワセリンを塗るだけでは、水分がない状態にフタをしてしまっている状態なので、全く意味がありません。

ワセリンを使用する場合には、赤ちゃん用のローションやベビークリームを塗った後に、水分を閉じ込めるイメージでフタをするように重ねて薄く塗るようにすると効果的です。

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赤ちゃんの顔(ほっぺ、唇)にワセリンを塗ってもOK?

ワセリンを赤ちゃんの肌に塗っても大丈夫です。もちろん、顔に使用することも問題ありません

唇など口元に使用すると、舐めたりして口内に入ってしまい心配になりますよね。

しかし、ワセリンのほとんどが無害な成分で作られているので、体内に入ってもしまっても悪影響を及ぼすことはありません。

副作用や使用する際に注意することは?

まれに炎症やかゆみを引き起こすことがあります。

ワセリンを塗る前に、ママの手をしっかり洗う・赤ちゃんの肌も清潔な状態で塗らないと、ばい菌をそのままお肌に閉じ込めてしまう可能性もあります。

また、精製度の低いもの購入してから時間がたったワセリンは劣化していう可能性があり、黒ずみや日焼けの原因になることもあります。

ワセリンを塗る際は、清潔な状態で、赤ちゃん用の精製度の高い新しいワセリンを使用しましょう。

 

症状がよくならない場合は皮膚科を受診しましょう!

赤みやかゆみが1週間以上続いたり、赤ちゃんの機嫌が悪くかきむしるなどの症状がある場合には、すぐに皮膚科を受診しましょう。小児科でもいいですが、アトピー性皮膚炎の可能性もあるので、専門医がいる皮膚科がおすすめです。

赤みやかゆみを放って置くと症状が悪化してしまう可能性があります。心配な場合は、自己判断せず、早めに受診しましょう。

 

まとめ

ワセリンを「補助的」に使用することで、赤ちゃんを乾燥から守る効果が期待できます。ベタベタ感がいやな場合には、ワセリンよりも精製度の高いプロペトなどがあるので、気になる場合は試してみてください。

また、赤ちゃんの肌荒れにはいろいろな要因が重なって引き起こされている場合があります。心配な場合は、すぐに病院を受診してください。

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