秋から冬にかけて、大人でも乾燥肌に悩まされますよね?子供の場合は、大人より皮膚が薄いため、乾燥肌などの皮膚トラブルを起こしやすい時期でもあります。乾燥肌が悪化するとかゆみや湿疹を引き起こしてしまいます。
今回は、乾燥肌に効果があり、小さい子供でも安心して使用できる市販薬を紹介します。
子供の乾燥肌の原因は?
子供の肌は皮脂の分泌量が少なく、皮膚も大人に比べて薄いため、肌が乾燥しやすいです。
乾燥肌になると、ホコリや衣類の擦れ、気温の変化にも反応して、かゆみや湿疹を引き起こしてしまいます。
かゆみが酷く、掻きむしってしまうことで感染症などになってしまうこともあります。
乾燥肌にならない為に、日ごろから保湿クリームなどでスキンケアすることが大切です。
また、肌着など肌に直接触れるものは、肌に優しい綿100%のものを選ぶようにして、肌に負担をかけないようにしましょう。
子供に使う市販薬を選ぶ際のポイントは?
子供の症状にあった成分や効果を選ぶことが大切です。
お子さんがどのくらい肌が乾燥しているのか、どんな症状が出ているのかを知っておきましょう。
市販薬の成分表をしっかりとチェックして、ステロイドなどが含まれていない肌に負担の少ない薬を選ぶといいでしょう。
数日経っても症状が改善されない、症状が悪くなっている場合は、すぐに皮膚科を受診してください。
かゆみに効く市販薬
かゆみを抑える効果がある抗ヒスタミン成分のジフェンヒドラミンなどがおすすめです。効き目が強過ぎるのでは?と心配な場合には、赤ちゃんでも使用できる薬を選びましょう。
かゆみなどのつらい症状を鎮めてくれるジフェンヒドラミンやトコフェロール酢酸エステルなどの有効成分が配合されています。
無香料・無着色・弱酸性で、伸びのいい乳液タイプです。
赤ちゃんから大人まで広く使用することができる塗り薬です。
かゆみを抑える抗ヒスタミン成分のジフェンヒドラミンや、細菌の感染を防ぐトリクロロカルバニリドを配合されています。天然成分由来のサラシミツロウ配合で、肌を保湿しながら乾燥肌を改善してくれる効果があります。
湿疹に効果がある市販薬
湿疹がでてしまった場合は、炎症を抑えるウフェマナートや荒れてしまった肌を治すビタミンB2などの成分が含まれているものがおすすめです。
目元や口元など皮膚の薄い場所にも使用できます。炎症を抑えるウフェナマート、患部の治りを助けるトコフェロール酢酸エステルを配合で、伸びがよくべたつかないのが特徴です。
また、素肌と同じ弱酸性なので子供にも安心して使用することができます。
肌の新陳代謝を助けてくれるビタミンB2や炎症を抑えるグリチルレチン酸などが含まれており、肌荒れ全般に使用することができます。
特に、乾燥肌を治す市販薬としては有名です。
まとめ
できれば、乾燥肌でつらそうな我が子は見たくないですよね。乾燥肌で悩まされないためにも、日ごろから保湿ケアをしましょう。お風呂上りにローションやクリームを塗るだけでも乾燥肌を防ぐ効果があります。
保湿ケアをしても乾燥肌になってしまった場合は、紹介した市販薬を上手に取り入れていきましょう。
※子供の乾燥肌に関しては以下でも紹介しています。