子供の目が赤く充血したり、目やにがたくさん出ていると心配になりますよね。

少し目を擦ってしまっただけなのか、ゴミが入ったのか、違和感や痛みはないのか、何かの病気なのか・・・子供自身が上手に言葉で伝えることが出来ないとなおさら心配になります。

もし、結膜炎になっていたら、保育園や小学校に行っていいのか。お友だちに感染してしまう危険はあるのか。

子供の目やにと充血の原因は、どんなことが考えられるのでしょうか。今回は大人でもよく聞く「結膜炎」について調べてみました。

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結膜炎って?どんな症状が出るの?

「結膜炎」はよく聞くと思いますが、実際になったことはありますか?

私自身中学生の時に経験しているのですが、目が痛くて開けることが出来ず、片目を閉じた状態で眼科に行った覚えがあります。
当時からコンタクトをしていたので、それに付着した汚れが原因の結膜炎だったようです。

 

そもそも結膜とは、瞼と眼球の間にある膜のことで、この膜の炎症が結膜炎というわけです。この結膜は目を開けているときには外気と接触しているため、細菌やウイルスによる炎症を起こしやすいのです。

結膜炎の原因は「ウイルス性」「細菌性」「アレルギー性」と大きく三種類に分けられます。種類によって治療法や感染の有無も異なります。

ウイルス性結膜炎

これには夏に勢力を増すアデノウイルスやエンテロウイルスが原因となる、いわゆる「はやり目」と呼ばれる流行性結膜炎。プール熱の症状の一つでもあります。急激な充血や大量の目やにや涙、目の痛みが特徴で、痒みはほどんどありません。

細菌性結膜炎

生後半年までの赤ちゃんはママからの免疫で感染しないことがほとんどなのですが、2歳ぐらいで免疫が切れ、その上細菌への抵抗力の低さから感染しやすいと言われています。

クラミジアや淋菌、インフルエンザ、予防接種などでも耳にする肺炎球菌、ブドウ球菌による感染が多いようです。充血と黄色がかった目やにが出ます。

アレルギー性結膜炎

花粉症やハウスダストなどから起こる結膜炎です。充血やゼリー状の目やに、そして目のかゆみと痛みが特徴です。

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目やにと充血!結膜炎以外の原因は?

目やにが出ていて充血している場合、結膜炎以外に考えられる原因はどんなものがあるのでしょうか。

集団生活をしていて、大人よりも免疫力の低い子供は風邪をひくことも多いですよね。目と鼻は繋がっていますから風邪をひいて鼻水が出ていると目やにや充血を引き起こすこともあります。

また麻疹(はしか)や、ものもらいの症状としても見られますので、目の症状以外も気を付けて観察するようにし、小児科、眼科と症状に合った病院を受診するようにしてください。

病気ではなく逆さまつ毛でも目やにが出て、充血することがあります。この場合は目やにが出ていたら拭き取るようにし、そこに細菌やウイルスが付着しないように清潔にしておきましょう。

 

保育園や小学校には行ってもいいの?

目に異常がある場合、結膜炎を含む感染症が疑われます。医師の診断が出る前でも登園・登校は控えるようにしてください。

先ほど説明したように、結膜炎には種類があり、感染するものとしないものがありますから、目やに・充血の症状があれば病院に行き、医師の指示に従うようにしましょう。

ウイルスによっては非常に感染力の強いものもあります。それぞれ症状が治まってからも潜伏期間があり、感染してしまう恐れがあるので、自己判断せずに医師に相談して登園・登校の判断をするようにしてください。

 

まとめ

自分の経験したあの痛みが我が子にと考えるだけでゾッとしてしまいます。
私の場合はコンタクトが原因でしたが、夏場は湿気も多く、カビの生えやすい季節です。そういった空気の汚れからもアレルギー反応を起こしてしまうこともありますから、直接触れるものだけではなく、空気も綺麗に保つように心がけましょう。

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