最近、便秘にはオリゴ糖が効く!と耳にすることがありますが、みなさんはご存知でしたか?
オリゴ糖は赤ちゃんにも取り入れることができるので、赤ちゃんの便秘解消にも役立ちます。
ただ、オリゴ糖をどのように取り入れたらいいのか、分からないママさんも多いと思います。
そこで、今回はオリゴ糖が便秘解消に効く理由と、赤ちゃんに上手な取り入れ方について紹介します。
目次
オリゴ糖にはどんな効果があるの?
オリゴ糖自体はもともと植物の中に含まれる成分であり、腸内の善玉菌を元気にして腸内環境を整える効果があると知られています。
実は赤ちゃんの腸内はとても特別な状態なのです。
大人の腸内細菌に占めるビフィズス菌の割合は10%~20%とされていますが、生まれたての赤ちゃんの腸内は約90%がビフィズス菌というとても理想的な腸内環境です。
離乳食が始まる前の母乳とミルクの時期は特にビフィズス菌が多いのです。
しかし、離乳食が始まると、ほかの腸内細菌が増え1歳頃にはビフィズス菌は半減してしまいます。
この1歳までの時期に腸内環境が変化し、便秘になる赤ちゃんが多いのです。
「オリゴ糖」には腸内環境を整える働きがあります。
オリゴ糖とは、果糖やブドウ糖といった単糖が2~数十個連なったものの総称です。
オリゴ糖を摂取することで、腸内にビフィズス菌など善玉菌が増え、腸内環境を整えてくれます。
オリゴ糖は食品スーパーなどで購入することができますが、中にはオリゴ糖の純度が30%ほどと低いものもあり、効果が得られない食品もあります。
では、どのような商品を使えばいいのか?
この後、詳しく紹介します!
オリゴ糖はどれを選べばいい?
赤ちゃんに与えても安心で、便秘解消の効果が得られるオリゴ糖の条件として、以下の3つがあげられます。
純度が高いオリゴ糖
腸まで届く難消化性のオリゴ糖
色々な種類がブレンドされているオリゴ糖
上記3つをクリアしているおすすめの商品を紹介します。
おすすめの市販品
日本で一番選ばれているオリゴ糖です。
店舗での販売はおこなっておらず、ネットや通信販売でしか購入できないのに、口コミで広がって日本で一番売れているオリゴ糖です。
自然由来の素材から抽出した高純度・高品質なオリゴ糖なので、赤ちゃんにも、妊婦さんも安心して使えます。
妊娠中や、育児中のママさんに支持されているオリゴ糖です。
高純度・超濃密な厳選された5種類のオリゴ糖が使用されています。
特定保健用食品として、消費者庁から認められている健康食品なので、赤ちゃんから妊娠・授乳中の女性の方まで安心して飲めます。
店舗などで気軽に購入することができます。
赤ちゃんにオリゴ糖はいつから使える?
生後何ヵ月の赤ちゃんにオリゴ糖を与えていいのか気になりますよね。
オリゴ糖は生後何ヵ月まで与えてはいけないという決まりまりはありません。
生後1ヵ月の赤ちゃんでも与えることができます。
赤ちゃんにはどれくらいの量を使っていいの?
さて、どれくらいの量をどのように赤ちゃんに食べさせたらいいのでしょう。
大人の場合は1日5グラムが目安とされていますが、赤ちゃんは体が小さいので量が違います。
生後6ヵ月未満の赤ちゃん
1日0.5グラム~与えていきます。
1日0.5グラムから与えて、便秘が解消されない場合は徐々に量を増やしても大丈夫です。
生後6ヵ月からの赤ちゃん
1日1グラム~与えていきます。
こちらも1日1グラムから様子をみて、便秘の症状が改善されない場合は1日に1グラムを2回に増やしてみてください。
食べさせ方は?
まだ離乳食が始まっていない赤ちゃんには、ミルクの中にオリゴ糖を混ぜて与えます。
中には哺乳瓶が苦手で母乳しか飲まない赤ちゃんもいます。
その場合には、少量の水で練ったオリゴ糖をお母さんの乳頭に付けて、赤ちゃんに母乳をあげる要領でオリゴ糖を与えます。
離乳食が始まっている赤ちゃんには、オリゴ糖をお粥やヨーグルトに振りかけたり、離乳食 に混ぜたりして食べさせます。
まとめ
赤ちゃんの便秘はどのタイミングで病院へ受診するか判断がとても難しいです。
このオリゴ糖なら「便秘かな?」と思ったら試せるので手軽で病院へ連れていく負担も軽減できます。
また、赤ちゃんだけでなく家族も一緒に摂取することができます。
薬で無理に出すのではなく、自然にスッキリ!を目指して試してみてくださいね。
※赤ちゃんの便秘に関しては以下でも紹介しています。