RSウイルスは呼吸器系の感染症です。2歳児未満の乳幼児のほとんどが1度は感染する病気とされています。

秋から冬にかけて流行するのが一般的ですが、最近では夏に流行することもあるようです。

RSウイルス感染症の特徴として、発熱があります。我が子が高熱で続いて、なかなか熱が下がらないと心配になりますよね。

今回は、RSウイルスの発熱の症状、熱が下がらない時の対処法などについて詳しく紹介します。

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熱の期間はいつまで?

RSウイルスの潜伏期間は4~6日ほどです。その潜伏期間を経て、発熱・咳・鼻水などの症状が数日続きます。

RSウイルスで発熱した場合、38~39度の高熱になる場合が多いです。熱が続く期間は、数日~1週間程度で熱が下がります。

 

熱が下がらない時の対処方法

RSウイルスには特効薬がないため、治療は自然治癒になります。高熱が続き、苦しそうであれば、病院で解熱剤を処方してもらうとよいでしょう。

熱が続くと体内から水分が奪われていくので、こまめな水分補給が必要です。
水分を欲しがらなくなっているようであれば脱水症状を引き起こしている可能性があるので、すぐにかかりつけの病院を受診しましょう。

咳や痰が出ていて症状がひどい場合も、かかりつけ病院に相談して、症状を緩和する薬を処方してもらいましょう。

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熱はぶり返すことがあるの?

RSウイルスの発熱はぶり返すことがあるので注意が必要です。

熱が引いたなと思ったら、1、2日後にまた38~39度近い高熱を出したという赤ちゃんも多いです。

熱だけではなく、咳の症状もぶり返すことがあるので、赤ちゃんの機嫌が悪いなど気になる様子があれば、すぐにかかりつけ病院を受診しましょう。

熱が続くと体力が奪われますので、水分をしっかり摂取し、安静に過ごすことが大切です。

 

RSウイルスに感染しないためには予防が大切

RSウイルスの感染経路は主に飛沫感染接触感染です。

学童期の子供や大人がかかったても、ほとんどの場合が症状が軽いため、風邪かな?くらいでRSウイルスに感染していることに気づかないことが多いです。

RSウイルスに感染しているのに気づかず、赤ちゃんに接触してしまうとうつしてしまうので、風邪を引いている家族がいる場合には接触しないようにしましょう。

 

RSウイルスはとても感染力が強いので、看病している人が感染することもあります。看病する際には、マスクを付け、手洗い・うがいをすることで二次感染をしまいようにしましょう。

 

まとめ

RSウイルスは、1歳未満の赤ちゃんが感染すると重症化する怖い病気です。RSウイルスが流行する秋~冬の時期は、人ごみを避ける、手洗い・うがいをする、赤ちゃんが過ごす部屋は湿度を保つなどの予防対策をして、赤ちゃんをRSウイルス感染症から守りましょう。

1週間以上症状が改善されない、水分を受け付けなくなった、機嫌が悪い場合には重症化している可能性があるので、すぐにかかりつけ病院を受診するようにしてくださいね。

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