子供の風邪が長引いているなと思ったら肺炎を引き起こしていた!という経験をした方もいるかと思います。
体力のない子供は、肺炎にかかってしまうと症状によっては入院して治療が必要になります。子供が熱やせきで苦しんでいる姿は見たくないですよね。
今回は、肺炎の原因や予防方法について紹介したいと思います。肺炎について知ることで、予防・早期発見して、子供を病気から守ってあげましょう。
子供が肺炎になる原因は?
肺炎とは、細菌やウイルスがノドから気管支を通り肺に入り炎症を起こすことで発祥します。
子供が肺炎になる原因はいろいろありますが、主に「細菌性肺炎」「ウイルス性肺炎」「マイコプラズマ肺炎」の3つに分けられます。
特に、細菌性肺炎は高熱、酷いせき、脱水症状、呼吸困難など重症化しやすいので要注意です。
子供の場合は、風邪をこじらせて肺炎になり場合が多く、日ごろから風邪を引かないように心がけることが大切です。
肺炎はうつる病気なの?
肺炎の種類でもうつりやすい肺炎と移りにくい肺炎があります。
細菌性肺炎・マイコプラズマ肺炎は、周囲の人にうつりやすいようです。そのため、園や学校で肺炎に感染した子がいた場合は、周りの子も数日後には感染していることもあります。
風邪をこじらせてかかった肺炎は、一般的には移りにくいとされています。
移りやすい肺炎の場合は、入院になるケースが多いので、看病するときにはマスクや手洗いうがいをして二次感染を防ぎましょう。
肺炎は予防できるの?
子供の肺炎は日ごろのケアである程度予防することは可能です。
肺炎にかかりやすい時期は、季節の変わり目や乾燥する冬の時期にかかる子供が多いです。
対策としては、手洗いうがいをする、人ごみは避ける、マスクをする、室内を加湿する、規則正しい生活をする(夜更かしをさせない)などがあります。
日ごろからできるケアなので、しっかりと行って子供を風邪や肺炎から守ってあげてくださいね。また、身体の免疫を上げる食材(ヨーグルトや納豆など)を意識的に食卓に並べて、内側から強い身体作りをしましょう。
肺炎を早期発見をするためにできること
肺炎にかかってしまった場合には、早期発見して治療を受けることが大切です。肺炎によっては、重症化してしまい1ヶ月以上入院したなんて話も聞いたりします。
そんなことにならないために、日ごろから子供の様子を観察しておきましょう。ただの風邪でも、すぐにかかりつけの病院を受診することが大切です。
肺炎によっては、うつる可能性があるので看病する親も日ごろから体調管理には気をつける必要があります。子供と一緒に生活リズムを整えましょう。
まとめ
子供が肺炎になると焦ってしまいますが、落ち着いて対応することが大切です。子供の症状をしっかり観察し、病院を受診して正しい処方をしてもらうことで、回復も早くなる可能性あります。
まずは、日ごろからできる予防を行い、風邪や肺炎にかかりにくい環境を作るようにしましょう。
※子供の肺炎に関しては以下でも紹介しています。