少しずつ赤ちゃんとも生活にも慣れてきて、そろそろ外に出てみようかな、というママさん。お友達とお茶をしたり、パパの休日にみんなで出掛けてみたり、赤ちゃんと一緒の外出は今までとは景色が違って見えてきますよね。
しかし、ワクワクと同時に、「泣き出してしまったらどうしよう?」「おっぱいの時間になったらどうしたらいいの?」と不安も多いですよね。
私自身もはじめの頃は、外出しても2時間以内に帰宅し、授乳をしていました。
今では鞄に常備されている授乳ケープですが、必ず持っていた方が良いのでしょうか?
また子連れのマナーが話題の昨今、授乳ケープを使う時のマナーについてもまとめてみました。
授乳ケープは必要?
全員が必要というわけではありません。
母乳育児を望むママも産後に必要になってもすぐに買いに行けないから・・・と、出産前に準備しておく必要はありません。
いくら健康でも、産前にマッサージをしていても、母乳育児となるかは産んだ後にしかわかりません。
母乳の出方によっては、日中ミルクで過ごすかもしれません。完全母乳に移行するまでに3カ月以上かかるママもいます。
その頃には、買いに出ることは出来ますし、むしろ店頭で見るよりもネット通販の方が種類も豊富だったりしますよ。
代用できるものはある?
「授乳ケープ」と名のつくものでなくても、身近なもので代用できます。
例えば、カーディガン。
袖を首の後ろで結んでもいいですし、少々余裕のあるものならば前後逆で手を通した状態にすると、ずり落ちたりすることなく授乳できます。
しかし夏場は赤ちゃんも暑くなり、呼吸が苦しくなってしまうので注意が必要です。
他にも、大きいスカーフやおくるみなどでも代用可能です。つまりは大きい薄手の布があれば授乳ケープの代用は可能です。
首の後ろで結ぶことで授乳ケープの代わりになりますが、上手に結べない場合はクリップなどで留めてもいいでしょう。
おしゃぶりクリップなどにもなるマルチクリップがありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
使用する際のマナーは?
最初は授乳ケープをしていても、外出先での授乳は気が引けてしまいますよね。特に男性のいる場面では、憚られますね。
どのように使ったらよいのでしょうか。
最近は多くの施設に授乳室があり、授乳ケープが必要になる場面は多くないかもしれません。
ですが、カフェやレストランなどでは授乳室はありませんし、泣いてしまったときの一番の対応策は、やはりおっぱいですよね。まわりの人により一層気を遣わせてしまわないように、飲食店などでは奥の席で授乳するようにしましょう。
帰省などで新幹線や飛行機を利用する際にも役立ちますね。窓側の席で行うようにしましょう。
一人目のお子さんの場合には、その子のスケジュールに合わせて動くことが多いかと思いますので、案外使う機会が少ないかも知れません。
しかし、二人目のお子さんの場合には上の子のスケジュールで動くようなことも多いので、ケープが必要な場面も増えるかと思います。
授乳は命をつなぎ、愛情を伝える大切な時間です。必要以上に肩身が狭いと感じながら授乳する必要はありませんが、なるべく周囲に気を使わせないようにする配慮は必要ですね。
まとめ
筆者はもし電車が止まって帰れなくなってしまったら・・など、心配性で荷物が多くなるタイプなのですが、授乳ケープはお出かけ用の鞄に常に入れています。
出かけた帰りに風が強く手足がひんやりとしてしまっていたときなどに、さっと抱っこひもにかけて防寒にも使用することもあります。何かと役に立つ授乳ケープ、一つ持っておくと安心ですね。
※授乳に関しては以下でも紹介しています。