お腹に大切な命を宿し、不安な中でも出産が近づくとワクワクとした気持ちになりますよね。大きいお腹を抱えて赤ちゃん用品店に出掛けて必要なものを揃えに行ったり、街中の赤ちゃんに今まで以上に目が行くようになったり。
出産準備品は季節によっても必要なものが違って来たり、これは使わなかった・・・なんてものも雑誌で特集されていたりしますよね。
産まれてくる赤ちゃんのものはもちろん、ママの授乳服についても気になりますよね。
授乳服って本当に必要なのでしょうか?
今回は、そんなプレママさんの疑問にお答えします!
授乳服って?
様々な理由からミルクで育てるご家庭も多いとは思いますが、母乳で育てるママにとって、服装はとっても重要です。
特に新生児期というのは2時間毎に、おっぱいを飲んでもらうのです。長い子は半分寝ながら飲み、30分くわえっぱなし、なんてこともあります。
おっぱいを飲ませるときに簡単に胸を出すことが出来るのが授乳服です。
様々なタイプがありますが、自宅にいるときや寝間着、外出時と様々な場面に合わせたものがあります。中にはマタニティ兼用のものもあります。
普通の洋服で代用できないの?
普段着ていたものでも対応可能なものはたくさんあります。例えば、前開きのボタンシャツは授乳に向いています。
Tシャツなど前が開かないものは、下からたくし上げる形になるので、お腹が出てしまわないようにインナーに気を使う必要がありますね。
とはいえ、前開きのシャツも、自宅での場合には赤ちゃんをベッドやバウンサーなどに寝かせておいてボタンを外すことが出来ますが、外出先での授乳室などでは赤ちゃんを抱えたままボタンを外すことになります。
赤ちゃんが泣いていたら、焦って手間取ってしまうかもしれませんね。
また、胸が出るという意味では前開きのシャツは授乳向きではありますが、上から開けるとデコルテから胸まで露出することになってしまいます。
授乳室は個室ではなく相席のような形だったりします。女性だけの空間とはいえ、大きく露出するのは気が引けますね。
「ケープを使えばよいのでは?」という意見もありますが、経験上、授乳室でケープを使って授乳している人は見たことがありません。
外出時には赤ちゃんを抱えた状態でサッとおっぱいを出してあげられる授乳服の方が、ママのためにも、そして赤ちゃんのためにも良いのではないでしょうか。
家でも授乳服を着た方がいい?
自宅にいるときは、Tシャツをたくし上げるようなママさんもいれば、夏はブラトップ一枚で開放的に!というママさんもいるかと思います。
離乳食がはじまるまでの生後5、6か月以前は、赤ちゃんは母乳かミルクでお腹を満たします。特に母乳の場合はミルクよりも消化がいいので、お腹が空く間隔も短く、何度もあげることになるでしょう。
昼間は妊娠前に着用していた、過ごしやすい格好でも対応できると思います。授乳服だと楽になるのが夜中の授乳です。
ママも睡眠不足、赤ちゃんも不安で泣いている中、やはり手間なく出せるのはいいですよね。
洋服をめくりあげるとお腹も冷えてしまいますし、サイズがピタッとしたものでなければ赤ちゃんの顔に落ちてかぶさってしまうのが気になってしまうなんてことも。
可愛いデザインのものも多く、妊娠中または出産後の入院中から着られるような寝間着もあります。
赤ちゃん用品店だけではなく、ネット通販や一般的なファッションブランドからも発売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
授乳服には、冠婚葬祭に対応したものもありますし、キャミソールやタンクトップといった1年通して着られるアイテムもあります。
授乳期だけの特別な洋服。卒乳したら着ることがない洋服です。それもまた感慨深く感じられますね。
自分に合った授乳服で、少しでも手間を減らして、楽しく育児ができるといいですね。
※授乳に関しては以下でも紹介しています。