アロマで虫除け！赤ちゃんにも使えるの？

あたたかくなって、お出かけのしやすい季節。紫外線や熱中症だけだはなく、蚊などの虫も気になりますよね。特に赤ちゃんは体温が高いので、寄ってきやすいのだとか。

外でのレジャーも多いこの季節には、虫対策もチェックしておきたいところです。

近年、ドラッグストアでもアロマを使った虫除けスプレーなどをよく見かけます。赤ちゃんの敏感な肌にも使える商品はあるのでしょうか？

人気の商品とあわせてみていきましょう。

アロマってなに？

そもそも「アロマ」というのは、花や葉っぱ、茎や根っこ、樹皮といった植物のありとあらゆるところから香り成分を集めた天然素材に、アルコールや他の溶剤で希釈している、人工香料です。

本来はアロマテラピーなどに利用できる直接肌に触れるものは、天然素材のみの「エッセンシャルオイル」という呼び名となります。「アロマ」「アロマオイル」というのは芳香目的のもの。

添加物を使用しているので、皮膚や体内のトラブルの原因となることもあり、肌に直接触れないものとされています。

とはいえ、「アロマ」という名称で１００％天然成分の商品もたくさんありますから、成分表記を確認するようにしてくださいね。

赤ちゃんにも使うことはできます。ですが、説明したとおり、天然成分だけではなく希釈成分も含まれています。ベビー用の虫除けスプレーなども販売されていますが、ひじの内側などでパッチテストを行うと安心ですね。

また虫除けは肌に直接振り掛けなくても、香りで虫を遠ざけるので赤ちゃんの帽子や洋服、ベビーカーや抱っこひもといったお出かけの際の周囲のものにスプレーすることでも効果が期待できます。

３歳未満の赤ちゃんは、まだまだ肌のバリア機能、そして解毒作用が未熟なので、アロマ製品が肌に触れることは控えた方がいいとも言われています。

肌から吸収され、上手に排出することができないと、内臓に負担をかけてしまうのです。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、アロマは樹木の香り成分ですから、植物アレルギーがある赤ちゃんの場合、反応を起こしてしまうかもしれません。はじめは慎重に扱うようにしましょう。

ただでさえ敏感な赤ちゃんの肌。虫刺されから守ってあげたいけど心配・・・という方には、手作りでのアロマスプレーがオススメです。保存料が入っていないので早めに使い切る必要がありますが、こまめにスプレーしなおせば、十分に効果があります。

レモングラス、シトロネラ、レモンユーカリ、この３つには、シトロネラールという虫が避けていく成分が含まれています。さわやかで香りもいいので、夏場の虫除けスプレーにはもってこいのアロマオイルです。

他にもラベンダー、ゼラニウム、ハッカなども高い効果があります。

体温の高い赤ちゃんは蚊に狙われやすいですから、しっかり守ってあげたいですね。

虫除け対策としては、ベビーカー用の蚊帳もありますが、雨風よけのカバーも嫌がってしまう赤ちゃんも多いのではないでしょうか。我が子もその一人なので、スプレーに加えてシールやリストバンドといった便利な商品に助けてもらおうと思っています。

虫除け対策をしっかりして、夏のお出掛けも楽しみましょう。

夏のお出かけは熱中症の心配や紫外線も強いので、以下の記事も読んでバッチリ対策をしてお出かけしましょうね。