夏の赤ちゃんの肌トラブルに多いのが虫刺されです。しっかり対策をしても刺されてしまうので困ったものです。
赤ちゃんはまだ皮膚も弱く刺された跡が真っ赤に腫れてしまったり、掻いてしまうと黒く跡に残ってしまいます。跡が消えないとずっと残ってしまうのではないかと心配になりますよね。
虫刺されの跡はなぜ残るのか。跡にならない為の対処はあるのか。気になる赤ちゃんの虫刺され跡について紹介します。
目次
虫刺され跡が消えない理由
虫に刺されると跡に残る場合がありますが、なぜ跡になってしまうのでしょうか。
その理由の多くは掻いてしまう事が原因です。
赤ちゃんが掻かないように気を付けて見ていても、いつの間にか掻いてしまったっていたり、寝ている間に掻いてしまっていることが多いです。掻いて細菌が入ることにより傷口が悪化して跡になります。
そのままほっておくと色素沈着になって跡が消えなくなってしまったり、傷口が悪化してとびひになったりするので注意が必要です。
虫刺され跡を残さないためにできること
では虫に刺された場合に跡を残さないために出来ることは何があるのでしょうか。
炎症を抑える薬を塗る
かゆみや腫れを抑える薬をすぐに塗ってあげましょう。かゆみを早めに抑えることによって掻きむしる事がなくなります。
患部を冷やす
患部を冷やすとかゆみや赤みの炎症が抑えられるので効果的です。
保湿をしっかりする
皮膚の乾燥も治りを悪くするので、日焼けなどによって皮膚が乾燥しないように日焼け対策をして保湿クリームでお肌の保湿をしてください。
※関連記事:赤ちゃんが日焼け!赤ちゃんの日焼け処置とお肌ケア
爪をきって短い状態を保つ
爪が長いと掻いた時に傷が入るなどダメージが大きくなるので、爪はいつも短い状態を保つようにしましょう。
患部を保護する
ついつい手が行く場所にはかゆみ止めシールやガーゼで患部を保護してあげましょう。
そうすることで傷口を触らないので早めに治ります。
新陳代謝を促す
肌の血行が良いとターンオーバーを促進して跡が早く消えます。ビタミンCを摂取しましょう。
ビタミンCの含まれる食材には以下があります。
- ピーマン
- イチゴ
- ブロッコリー
- 芽キャベツ
これらは離乳食にも使える食材なのでぜひ試してみてください。
薬局で買える赤ちゃんに使える虫刺され薬
薬局で買える赤ちゃんにも使える薬をいくつか紹介します。
※使用前にはパッチテストをすることをお勧めします。
虫刺されに効く薬
生後1ヶ月から使える肌トラブルの常備薬なので赤ちゃんにも安心して使えます。
虫刺されやあせも、おむつかぶれにも使えます。
虫刺され跡に効く薬
傷跡や火傷跡をきれいにしてくれる薬です。
有効成分のヘパリン類似物質が皮膚の再生を促して、傷跡、虫刺され跡を消してくれます。
即効性はなく、継続して使用する必要があります。
子供の傷跡にも使え、使用目安は生後6か月頃からです。
色素沈着を改善する効果があると評判の商品です。
虫刺され跡の原因のほとんどが色素沈着したものなので、効果が期待できます。
虫刺され跡、完治した傷跡にも使えます。赤ちゃんや敏感肌の方にも安心して使えます。
シールタイプだと掻きむしりを防止できるので跡になるのを防いでくれます。
誤飲には注意してください。
皮膚科で見てもらった方がいい症状
市販の薬を使っても治りが悪い場合には専門家に診てもらうと、赤ちゃんの月齢や症状に合わせて薬が処方されるので安心です。放っておいて悪化すると治りも悪くなるので注意してくださいね。
- いつまでもかゆがる
- 傷が膿む
- 跡が消えない
- しこりが残る
上記の症状がみられる場合は早めの受診をお勧めします。
まとめ
赤ちゃんは皮膚がまだ薄く白いので虫刺されの赤みや腫れが特に目立ちますよね。
かゆがらないうちは触らずにそのまますぐ直る場合が多いですが、虫の種類や掻きむしってしまった場合に赤ちゃん用の薬を塗ったり、冷やしてあげたり乾燥を防いでお肌のケアをしてあげてくださいね。
早めの応急処置できれいに跡が消えると良いですね。
※子供の虫除け・虫刺されに関しては以下の記事でも紹介しています。