みなさんは何歳差でお子さんがほしいですか?年子や2歳差を希望する方は授乳中に次の妊娠を希望する人が多いです。
しかし授乳しながらだと生理がこないことが多く、次はいつ妊娠できるのか心配になると思います。
授乳中に妊娠できる確率はどのくらいなのでしょうか?妊娠したか調べたい場合、授乳中でも妊娠検査薬は使えるのでしょうか?
今回はそんな疑問についてお答えします。
授乳中の妊娠の確率は?
妊娠する確率は、生理が来ているかどうかによります。生理が来ている場合は妊娠する可能性があると言えます。しかし産後はホルモンバランスが不安定なので、生理が来ていても排卵はしていない可能性があります。
また生理が来ていない場合は妊娠する可能性は低いですが、生理が始まる前の排卵で妊娠することもあるので、妊娠する可能性がないとは言い切れません。実際に生理が来る前に妊娠したという人もいます。
妊娠する確率は、授乳の回数や授乳の時間帯により変わってきます。
授乳の回数が1日に5回以下、もしくは夜中の授乳がなくなると確率が高くなります。
ホルモンの分泌が多い夜中の授乳を控えると「排卵を伴う生理の再開が早くなる」といわれているので、夜中の授乳がなくなると妊娠する確率がぐんと上がります。
妊娠検査薬は使える?
授乳中にはホルモンが分泌されるので妊娠検査薬はきちんと反応するのかどうか気になる方も多いと思います。
授乳中に分泌されるホルモンと検査薬に反応するホルモンは違うので、授乳中でも妊娠検査薬は正しく使用すれば、妊娠したか判断できるアイテムになります。
妊娠検査薬の仕組みと使う時期
妊娠検査薬は、体内で妊娠した際に分泌されるホルモンに反応して妊娠しているか判定してくれるアイテムです。
妊娠して分泌されるホルモンは授乳中のホルモン(プロラクチン・オキシトシン)とは違い、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンというホルモンです。尿の中にあるこのホルモンの濃度で妊娠したか分かる仕組みになっています。
検査薬を使うタイミングは、生理開始予定日の1週間後です。
しかし産後すぐや、授乳中は生理開始の目安がわからないので基礎体温をつけることにより、排卵予定日を予測する必要があります。
排卵日から2~3週間ほどして高温期が続いている時が、検査薬を使用できる目安になります。
妊娠検査薬は2本セットの物が多いです。1回ではなく2回測定をすれば、結果はほぼ確実です。妊娠が分かった場合には早めに病院を受診するようにしましょう。
まとめ
妊娠の可能性や確率は様々な条件によって変わります。
生理が再開していたとしても、きちんと排卵しているかどうかは基礎体温をつけてみないと分かりません。
一度、基礎体温をつけて排卵日を知りましょう。これが次の妊娠の目安になります。
授乳中でも妊娠検査薬で検査することは可能なので、妊娠したか判断するアイテムとして通常通り使用できます。
排卵日を知っておくと、妊娠検査薬を使うタイミングも分かりやすいですね。
※妊娠、授乳に関しては以下でも紹介しています。