夏の暑い時期、靴下を履いている赤ちゃんを見かけることもありますよね。

まだ靴を履いていない赤ちゃんの場合、靴下を履いたら暑そうだけど、ベビーカーに乗っていても素足を投げ出すことになるので、少し心配だったり。

スカートやズボンも短いものを履かせることが多いので、裸足のまま電車に乗り込むと、クーラーで赤ちゃんの足が冷えてしまった経験もあります。

そこで、今回は夏の赤ちゃんの靴下についてまとめてみました。

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赤ちゃんに靴下は必要?夏は履かせる?

基本的には、外出時に外が寒いときや、体が冷えてしまっているとき以外は必要ありません。なので、夏は必要ないと言えますね。

適温に保っている室内であれば靴下を履かせない方がいいでしょう。

靴下を履かせなくていい理由は、赤ちゃんは新陳代謝が活発で、手や足の裏から熱を放出することで体温調節をしているからです。

それを靴下で覆ってしまうと熱が逃げずにこもってしまうのです。大人が手足が冷えやすいのに対し、赤ちゃんは少し肌が冷えているくらいは大丈夫だそうです。

「赤ちゃんは大人よりも一枚薄着で」とよく耳にしますよね。

ですので、大人がサンダルで出掛けられる気候の場合は、まず履かせる必要はありません。
逆に、大人が靴下を履いていて、「暑くて脱ぎたい!」と感じる場合は、赤ちゃんも履く必要はないと言えます。

赤ちゃんは大人よりも免疫力が低いので風邪などのウイルスにも感染しやすいですが、少し冷えただけでひくものではありませんから、神経質になりすぎず、素足で足の感覚を養ってもらうようにしましょう。

 

しかし、足先だけでなく体が冷えているようなら靴下を履かせた方がいいかもしれません。夏場はクーラーのかかっている場所も多くありますよね。

ベビーカーを押している保護者側は、歩いているのですぐに暖かくなってきますが、赤ちゃん自身が体を動かさない場合は冷えてしまう可能性もあります。おまけにそのまま寝てしまうとより体は冷えるので、お出かけバッグに一足入れておくと安心ですね。

 

靴下を履かせると危険な場合も!?

赤ちゃんの体温調節において重要な足の裏。

靴下を履かせてしまうと体に熱がこもって脱水症状を起こしてしまうこともあります。

暑くてもうまく伝えられず、ましてや脱ぐことも出来ないので、よく様子を見て気づいてあげられるようにしましょう。

脱水症状に関連して、熱中症の原因のひとつにもなります。大人より体温も高く体温調節機能が未発達の赤ちゃんは、熱中症にもなりやすいので、靴下や服装だけではなく、水分補給もこまめに行うように心がけましょう。

※関連記事:知っておきたい!赤ちゃんの熱中症

 

つかまり立ちやよちよち歩きの赤ちゃんは、靴下を履いていると踏ん張りがきかず、転倒の恐れもありますから、そういった面でも室内では裸足が良いとされています。

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冷房対策にはこれ!

どうしても冷えてしまって心配な場合には、足裏の開いているレッグウォーマーがオススメです。寒い季節に限らず薄手のものもありますから、活用してみてはいかがでしょうか。

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赤ちゃんの裸足には、いいことたくさん!

靴下を履かせないことは、体温に関してだけでなく他にもメリットがたくさんあります。

まずはしっかりと踏むことが出来るので、足の筋肉が鍛えられ、歩く姿勢が良くなります

足の裏には様々なツボもありますし、自律神経の発達脳の発達を促します。運動神経の発達、さらには免疫力も上がるとされているんです。

室内だけでなく、公園の芝生や、プール、川の水などといった刺激を与えるのも発達に影響するそうです。積極的に裸足で遊ばせてあげたいですね。

もちろん、冬の外出時には履かせてあげてください。

 

まとめ

地域によっては校内を裸足で生活する小学校もあるくらい、子供が成長しても、裸足で生活することは推奨されています。

赤ちゃん用の小さい靴下は、サイズ感の可愛らしさやデザインも豊富で、ついつい手に取ってしまうこともありますよね。

単純に暑いだけではなく具合が悪くなってしまうこともあるので、冬のお出掛け時にめいっぱい足元のおしゃれを楽しんで、室内や夏には、裸足で体の発達を促すようにしましょう!

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