夏になるにつれて、例年、手足口病が流行します。どの家庭でも、子供が1度はかかった事があるかと思います。

私の娘も現在手足口病にかかっており、熱はもうないのにずっとぐずっていて、いつになったら元気に遊んでくれるのだろうと思っています。

この手足口病の厄介なところは、保育園は登園停止にならないので、どの程度お休みしたら登園できるかの明確な基準がないことです。

 

なので、1度かかってしまったら保育園に行けるかどうか最終判断するのはパパママです。

 

元気はあるけどまだ発疹がある。口の中が痛いみたいでまだ食欲がない。

まだ保育園に登園できない?でも仕事もこれ以上休めない・・・というパパママもいるでしょう。

 

症状は残っていても登園出来ることがあるので、子供が早めに登園するにはどうしたら良いかまとめてみました。

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明確な登園基準を保育園に聞いてみよう

私の娘の保育園には明確な登園基準がないようでした。
なので、これまで娘が手足口病にかかる度に「病院はなんと言っていましたか?」と問われます。

まずは、手足口病になった時点で保育園に連絡をしましょう。

 

保育園によっては、手足口病を単なる風邪の一種と捉える保育園と、重大な感染症として捉える保育園があるようです。

前者の場合は、熱が下がりましたので登園しましたで受け入れ可能かと思います。

しかし、後者の場合、病院のドクターの治癒判断がないと登園出来ないはずです。
治癒証明書がないと登園出来ないと言われても、手足口病は、学校保健安全法では提出の義務はありませんので、病院も治癒証明書は発行してくれません。

保育園とのトラブルにならないように、事前に、どういう状態になったら登園してもいいかの確認をしておくと早めに登園ができるでしょう。

 

子供の様子で登園の判断をしてみよう

手足口病は発疹以外の症状も多いかと思います。なので、どこを見て保育園に登園させてもいいのかポイントをまとめてみました。

 

まずは、やはり熱が下がっているかどうかです。

どんな風邪でも、発熱している時には保育園へ登園させませんよね。発熱が続いている間は、子供も体力が落ちて疲れたり、ぐったりしているかと思うので、自宅でゆっくりと過ごすことが大切です。

 

次に、手足に出来た水疱性の発疹が乾いてかさぶたになっているかどうかです。

水疱性の発疹はかゆみを伴うことがあります。掻き壊して水疱をつぶしてしまうと、治りも悪くなります。
また、水疱の内容物にウイルスが含まれているとも言われています。

水疱がつぶれて内容物が他の子供に付いてしまったら、うつってしまう可能性があります。
掻き壊さないようにして乾いているのをしっかり確認することが大切です。

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見えない所や他の症状がないかしっかり観察してみよう

先に述べたように、手足口病の治ったかという大前提は発熱がなく、水疱性の発疹が乾いている事です。

しかし、これだけでは判断不足です。

 

子供だけでなく大人も、体調が優れない時には食欲がなくなるのは当たり前です。ましてや、手足口病になると口の中にも水疱ができます。

その水疱が口の中でつぶれてしまうと、痛みで食事が取れなくなってしまいます。食欲がしっかり戻っており、水分もしっかり自分自身で取れるかどうかも、家庭で観察をしてみましょう。

また、咳や鼻水、下痢をしていないかどうかを確認してみましょう。

 

手足口病の感染経路は3つあります。

ひとつは直接ウイルスに触ったことによる接触感染です。

次に、咳や鼻水、唾液からかかる飛沫感染です。
発熱、発疹が落ち着いても咳が酷かったり、鼻水が続いていたりしたら、念のため、お休みをして病院に受診した方が良いでしょう。

そして、排泄物から感染する糞口感染です。
娘は手足口病の発疹が治まった後、ひどい下痢症状が現れました。
また、手足口病のウイルスはうんちなどの排泄物に流れると言われています。下痢などが現れた場合は普段のお腹の風邪と同じように休んだ方が無難でしょう。

 

子供のペースでゆっくりしましょう

働くパパママにとっては、長く休んでしまうことで、職場で周りに迷惑がかかってしまうから、1日でも早く保育園に行かせたいと思うでしょう。

 

自分たちの判断で本当に登園させてもいいのか?と、不安になることもあると思います。
そういった場合は、無理をせず病院を受診して治ったかどうか判断してもらいましょう。

子供によって治癒のペースがあります。
無理をして登園させてしまっても、またぶり返して、保育園から呼び出しが来てしまっても元も子もありません。

子供のペースに任せてあげてゆっくりさせてあげましょう。

 

子供の手足口病に関してはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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