子供が手足口病になってしまったけど、発熱もないし、発疹も乾いたし、もう大丈夫だとパパママが判断したので、明日から保育園に登園させようとなった場合、1番不安なのは保育園に登園させてからだと思います。
保育園に登園させて、拒否されたらどうしようかと思います。
しかし、保育園側の理解が得られれば、発疹が完全に消えていなくても登園できます。
目次
思い切って登園させてみよう
発熱も下がったし、水疱性の発疹も乾いてかさぶたになっていたら、思い切って登園させてみましょう。
手足口病は明確な登園基準が無いのが特徴の病気です。
保育園の登園基準があったとして、それがクリア出来ていたら、登園可能です。割り切って登園させてみましょう。
登園してみて、登園基準にはない他の症状を指摘されたりしたら、連絡が来るはずです。
その時には保育園の指示に従いましょう。
保育園に登園できるかの判断ポインとはこちらの記事で紹介しています。
他の子供の登園には寛容になりましょう
子供が手足口病になったとなると、感染源は保育園なのかと思うでしょう。
他の子が発疹が残っていて登園していたら、自分の子にうつってしまうからと心配になって登園しているのに対して不安感や嫌悪感を出してしまいがちです。
他の子供が症状が残っていて、登園していても寛容になることが大切です。
娘が手足口病になった時、病院のドクターに「発疹が出てきた時点で他の子にうつしていると思って下さい。」と言われたことがあります。
その意味がはじめは全然分からなかったのですが、実は本当にその通りなのです。
手足口病は感染してから3~6日間の潜伏期間を経てから初期症状が出始めます。
強い感染力がある上に、比較的潜伏期間が長いです。
症状が出ていなくても、潜伏期間にクシャミや、飛沫物に触ってしまったなどいうことがあれば、すぐに感染してしまうのです。
しかし、保育園で他の子が発疹が消えるまで休まなかったから、うちの子に手足口病がうつったとクレームを保育園にしたりするのは間違いです。
感染はなるべく避けたいけれども、感染してしまったらお互い様という大きい気持ちを持つことで、自分の子供が手足口病になっても登園しやすくなる環境もできるでしょう。
登園の際にはありのままの状態を見せましょう
もう登園しても大丈夫と判断して、保育園についたら、まずは先生に家庭での様子を説明しましょう。
大体どんな症状が出て、何日頃に発疹がが消えたかを説明した上で、保育園の先生にも全身を見てもらいましょう。
全身を見てもらうことは、パパママの保身にも繋がります。
治っている状態なら、その時の状態より悪くなることは無いはずです。他の症状がどうあったということも伝えることが大切です。
保育園側も見せてもらうと、それより悪くなった場合など、すぐに連絡ができたりと保育園側のその後の対応にも利点あります。隠さずにありのままを報告しましょう。
プールはしばらくはお休みしましょう
手足口病は夏に大流行する病気です。
手足口病は飛沫感染といって、咳や鼻水、唾液などの飛沫物感染もひとつの原因とされているのです。
そのため、夏のプールも手足口病が流行するひとつの理由になってきます。
プールには子供達の唾液などか含まれてしまいがちです。
また、手足口病は唾液や鼻水の飛沫物や、うんちなどの排泄物にウイルスがおちてなおると言われています。
唾液や鼻水に残ったウイルスは約14日間を経て治っていくと言われています。
発疹が綺麗になったからプールに入っても、唾液や鼻水によって直接他の子供の体内に入り込んでしまってうつしてしまったらトラブルの原因にもなりかねません。
大体発疹が消えてからも10~14日間はプールには入らないようにするのが、マナーですね。
また子供がそれでもプール入りたくなってきたら保育園に相談して保育園の指示に従いましょう。
手足口病を恐れないで!登園してからも様子を見ることは忘れずに
目に見えて症状がわかる手足口病は大きい病気として捉えがちです。
しかし、冷静に対処すれば、夏風邪の一種なのです。しかし、夏風邪の一種だからこそ、強い感染力の為、保育園などでは無限に感染ループに陥ってしまうことも少なからずあるでしょう。
保育園に登園させてからも無理をさせないのと、プールに入らないようにするなど、他の子にうつさせないようにする努力をするかが、無限の感染ループを抜ける近道となるでしょう。