子供たちにとって待ちに待った長~い夏休み。
夏休みは楽しい反面、膨大な量の宿題をどう捌けばよいのか、子供だけでなく親もため息が出てしまうほどですよね。
夏休みの宿題は、7月中にさっさと終わらせてしまうしっかりタイプと、夏休みが終わる2~3日前になってようやく手をつけ始めるギリギリタイプに分かれるかと思います。
私はギリギリタイプの子供で、毎年宿題の提出日の朝までやっており、親にとても怒られた経験があります。
最後は両親が徹夜で付き合ってくれた年もありました。
そんなギリギリタイプの子供たちが、夏休みの宿題を無事に終わらせられるよう対処方法をご紹介します!
目次
まずは計画を立てて上げよう
私の中学生の娘は普段の宿題をやるのにも、「今日は気分が乗らないから」という理由で後回しにして、結局ギリギリになって焦ってやっています。
そんなギリギリタイプが最も苦手なのは、計画を立てて順序よく作業をすること。
ギリギリになって真っ青にならないように、まず初めに、どんな宿題があるのかを親子で確認し、全体像を把握しましょう。
確認が終わったら、いつ、何の宿題をするのかという計画を子供と一緒に立てていきましょう。
計画を立てる際には、宿題をする時刻(何時から何時までというような具体的な時間)、いつまでにすべて終わらせる、などといったことも含めましょう。
学校がお休みだと、どうしても生活リズムが乱れてしまいがちです。
宿題をする時刻を含めて、一日の基本的なタイムスケジュールを決めておくことがおすすめです。
毎日同じ時刻に宿題をするという習慣を身につけ、夏休みの序盤~中盤には宿題をすべて終わらすことを目標としましょう。
夏休みの終盤は予備日として残しておけるくらいの余裕ができると良いですね。
もちろん、宿題ばかりだと疲れてしまうので、ところどころに旅行や遊びなどの「ごほうび」や「目標」を設定すると生活にメリハリが出ますよ。
図書館はアイデアの宝庫!図書館を活用しよう
図書館を活用するのもおすすめです。
図書館はクーラーがきいているので、猛暑日でも涼しく快適に過ごすことができます。
宿題をやろうと意気込んで机に座っても、つい近くににある漫画本に手が伸びてしまったりと、家にはたくさんの誘惑があります。
宿題をしたくても家だと集中できない、そんな子供たちも多いはず。
そんな時は場所を変えてみましょう。
気分も一転してはかどります。
ドリルなどは図書館で集中して一気にやってしまうと良いかもしれません。
また、図書館にいる司書さんは本に関するスペシャリストです。
自由研究などの調べ学習や、工作の本選びに迷った時など、良いアイデアを出してくれるでしょう。
時間が無くて困っていることを伝えれば、読みやすい本なども教えてくれます。
工作は親も参加して協力しよう
小学生の夏休みの宿題には工作が含まれることも多いですよね。自由研究と並んで、時間がかかる宿題のひとつです。
工作は、子供自身に任せておくと、計画や準備、作業に取り掛かるまでにかなりの日数や時間を要します。
結局、面倒くさくなって、途中でやる気を失う子も出てくるかと思います。
そんな時こそパパ・ママの出番です!
パパ・ママと一緒に計画を立てるところから作品の完成まで一緒に取り組むことで、親子のコミュニケーションも増え、夏休みの思い出も一つ増えるでしょう。
工作のアイデアに困ってしまった場合は、夏休み期間中にいたるところで開催されている工作イベントに親子で参加してみるのも良いでしょう。
工作イベントは材料も用意してくれる上に、完成度の高い作品も期待ですきます。
夏休みも残りわずかで、もうイベントも開催されていないなどという場合には、インターネットで他の人が参加した工作イベントのレポートを見るのも一つの手です。
昔、夏休み終了間近になっても工作の宿題の終わらない私のために、父が職場の人の子供は何を作ったのかを聞いてきて、同じものを作らせてもらったことがあります。
本当にどうしようもない時は、いろいろな人に頼りましょう。
どうしても終わらない時は…、宿題代行サービスの利用を検討しよう
様々な事情により、どうしても宿題が終わらない!という時。
そんな時の不安を解消してくれる、宿題代行サービスというものがあることをご存知でしたか?
宿題代行サービスは2014年に比べて、今では依頼数が約5倍にも増えています。宿題代行サービスの会社は全国で15社以上あります。
当然、夏休みなどの長期休暇中に依頼が殺到します。
ドリルや作文、お絵かき、工作、自由研究などといった幅広い内容で対応してもらえるようです。
子供たちの代わりに宿題をやってあげるよ、その代わりにお金をいただいくよというところが宿題代行サービスなのです。
近年この宿題代行サービスに依頼が殺到している理由は、単純に遊びすぎてしまって宿題が終わらないからという理由だけでなく、夏休みの間は夏期講習などの塾や中学受験などの受験対策に専念させたいと思う親が増えているからなのです。
賛否両論あるものの、諸事情によりどうしても学校の宿題が終わらない場合には、こういったサービスを利用してみるのもいいかもしれません。
色んな人の力を借りて終わらない夏休みの宿題をやっつけよう
夏休みを全力で遊び通してしまった結果、後から宿題の存在を思い出して青ざめても、時間は戻っては来ません。
宿題はいかに早く終わらせるかを考えていくのが一番です。
そのためにはパパ・ママだけでなく、いろいろな人の協力を得て良いと思います。
しかし、全てをやってあげては子供のためになりません。
基本的には子供自身に出来るところはやらせ、親はサポート役にまわりましょう。
そして、宿題を終わらすのがギリギリになってしまった場合には、なぜ遅くなってしまったのか、次の年から同じことを繰り返さないためにはどうしたら良いか?を、家族で話し合ってみましょう。
今回は子供の宿題が終わらない時の対処方法についてご紹介しましたが、できるだけ計画的に宿題が進むように親も一緒になって計画をたててあげることは非常に大事です。
こちらの時期も参考にしてください。