夏の出産！夏生まれの赤ちゃんのための出産準備リスト

夏に出産を控えているママは、赤ちゃんとの対面までもうすぐですね。

楽しみな気持ちと不安な思いが入り混じりってくる頃ではないでしょうか？

そろそろ本格的に出産準備に取り掛かるママ・パパも多いことでしょう。

赤ちゃんに必要なものは、生まれ月や季節によって違いがあります。

特に初めての出産の場合、何をどのくらい揃えたらいいのか、必要なものは何か、迷ってしまうことも多いと思います。できれば、無駄のないように必要なものだけを揃えていきたいものですよね。

夏場は暑さ対策が必要なだけでなく、外と室内との温度差が激しい時期でもあるので、赤ちゃんの体温調整には気を付けてあげなければいけません。

今回は、６月～９月の暑い時期に産まれる赤ちゃんに必要なものや、暑さ対策に便利なベビーグッズなどをリストアップし、ご紹介しています。

夏生まれの赤ちゃんに必要な基本的なもの

夏は温度も湿度も高くなる季節。
産まれたての赤ちゃんは体温調節の機能が未熟なので、パパ・ママが気をつけて調節してあげることが必要です。
肌着や短胴着などで、赤ちゃんが快適な状態をキープできるよう工夫してあげましょう。

肌着関係

• 短肌着・ノースリーブ肌着
• コンビ肌着
• 長肌着

肌着は汗をかいてもすぐに着替えられるように多めに用意します。短肌着・ノースリーブ肌着は柔らかく、通気性の良い素材のものを最低５～６枚は揃えましょう。
コンビ肌着と長肌着は、短肌着と重ねて使う保湿のためのものなので、夏場の場合は１～２枚あれば十分です。必要であれば買い足すという形でも良いかもしれません。

肌着以外の衣類

夏は暑いので家の中にいる時は肌着だけで過ごすことも多いと思いますが、肌着以外にも、一般的に「ベビーウェア」と呼ばれる赤ちゃんの「普段着」や「お出かけ服」も必要です。
生後3ヶ月頃までのお洋服は、出産前に肌着と一緒に何枚か揃えておきましょう。

特に出先の室内で冷房が効いていて肌寒い場合や、地域によっては朝晩になると冷えこむこともあるので、6月～９月生まれの赤ちゃんにはベビーウェアは4～5枚はあると良いです。

月齢が低いうちはおっぱい・ミルクの吐き戻しや、ウンチの漏れが多くあります。さらに夏場は汗をかきやすいことから、洗い替えは多くなるでしょう。
洗濯の負担を少なくするためにも、ベビーウェアも肌着同様に多めに用意することをおすすめします。

肌着の素材

赤ちゃんの肌着は形だけでなく、生地にも様々な種類があります。

基本的には綿素材が一番多いのですが、同じ綿素材でも生地の織り方や厚みにそれぞれ違った特徴があります。

特に夏生まれの赤ちゃんには、肌触りも良く、吸湿性や通気性に優れているフライス、天竺、ガーゼ織りがオススメです。以下がそれぞれの特徴です。

フライス

リブ編みの木綿生地である「フライス」は、赤ちゃん肌着の定番です。肌触りが良く、伸縮性や吸湿性も抜群。

天竺

「天竺」は平編みの木綿生地です。

フライスより少し薄めの生地で、風通しが良く、すぐに乾くのが特徴。夏などの汗をかきやすい季節におすすめです。

ガーゼ

その名の通り、ガーゼが素材となった生地。さらさらした肌触りと乾きやすさが特徴。
あまり暑さを感じにくいうえに、洗濯してもあっという間に乾くので、夏場に大活躍します。

 

上記以外にも、パイルやスムースなどの素材がありますが、少し厚みがあるため、夏場より冬場に適していると言えます。

また、アレルギーがあったり、肌の弱い赤ちゃんの場合は、オーガニックコットン製の質の良いものを選んであげると良いでしょう。あなたの赤ちゃんにぴったりの素材が見つかると良いですね。

ねんね関連グッズ

赤ちゃんの寝具の選び方

生まれたばかりの赤ちゃんは、一日中寝て過ごすことがほとんどですので、お布団まわりの環境は大切です。

特に、夏場は、汗でカビが発生するのを防ぐために、寝具類に湿気がこもらないように注意が必要です。

赤ちゃんの寝具選びには次の３つのポイントに気をつけましょう。

・通気性が良い

・軽く、扱いやすい

・丸洗いできる

ベビー布団のセットは必要？

夏生まれの赤ちゃんとなると、ベビー布団のセットの掛け布団はあまり出番がないのが正直なところ。

ただし、敷布団は赤ちゃんを寝かせるのに適した固さがあるため、おすすめです。

さらに、汗っかきの赤ちゃんの布団は小まめに干して湿気を取り除いておきたいですが、その場合もベビー布団なら手軽に干せるので便利です。

ですので、とりあえず敷布団だけを購入し、様子をみるというのが良いかもしれません。

はりきってベビー布団を一式揃えても、実際は使わなかった…なんてことも十分にあり得ますので。。

実際、添い寝した方が赤ちゃんがよく寝る、授乳がしやすいなどの理由から、ベビーベッドやベビー布団を購入しても使わなかったというママも多くみられます。

ベビー布団は敷布団だけでもあれば、お昼寝時にも活躍しますよ。

ちなみに、ねんね関連の夏場のおすすめ鉄板アイテムはこちらです。

外出時に便利なベビーグッズ

大人でさえあまりの暑さでうんざりする夏ですが、体温の高い赤ちゃんにとってはさらに過酷です。
特に気をつけてあげたいのは赤ちゃんの熱中症。最悪、命にかかわる危険性もあるので外出時はもちろんですが、室内でも注意しましょう。
赤ちゃんは言葉では暑いと伝えることができないため、特に外出する際には暑さ対策を万全にして出掛けましょう。

直射日光を防ぐための帽子

頭の保護、夏の紫外線や直射日光を避けるために役立ちます。赤ちゃんの帽子を選ぶときのポイントは以下の通りです。

• 綿100％の生地の、通気性の良いもの
  汗っかきの赤ちゃんの頭のムレを防止します
• 大きめのつば、首周りも保護できるフラップ付き
  多くの紫外線から赤ちゃんを守るためにも、首から肩にかけて広範囲でカバーしてくれるものがおすすめです。
• あご紐がついているもの
  風で飛ばされたり落として紛失する可能性があるため、あご紐付きの物だと安心ですね。

お着替えの回数を減らすことができる汗取りパット

赤ちゃんは全身に汗をかきますが、特に背中に多く汗をかきやすく、放っておくとすぐに汗疹になってしまいます。
そこで、汗取りパットを一枚背中に入れておけば、汗を吸収してくれるので、背中からさっと引き抜くだけでお着替えの回数を減らすことができます。
忙しい時やお出掛けの時に便利なベビーグッズです。

赤ちゃん用の日焼け止めと虫よけ

太陽の光を浴びると肌の水分が失われやすくなり、紫外線の影響も受けやすくなります。赤ちゃんにはママと一緒に使えるような、肌に優しい日焼け止めクリームをオススメします。

虫よけには、スプレータイプ、シールタイプ、リングタイプ、つり下げタイプと様々なものがあります。それぞれ持続時間も違うので、お出かけの時間や用途に合わせて選びましょう。

ベビーカーの日除けカバーやシート

夏場はベビーカーの暑さ対策も欠かせません。アスファルトの照り返しによって、赤ちゃんは大人よりも暑いと感じると言われています。
ベビーカーを購入する際は、熱中症を防ぐために高さ調節ができるものや、赤ちゃんに日が当たらないように工夫されている日除けカバー付きのものを選ぶと良いでしょう。

また、ベビーカーに取り付けられる大きな日除けカバーや、熱を逃し冷却効果のあるベビーカーシートも別売りで購入できるので、夏場にはおすすめです。

※ベビーカーの暑さ対策は、夏のベビーカーは保冷シートで暑さ対策！の記事で詳しく紹介しています。

夏を快適に過ごすために

赤ちゃんが夏を快適に過ごすために必要なことを簡単にまとめました。
こちらで紹介したようなベビーグッズと併せて暑さ対策をし、夏を乗り切りましょう！

着替えをこまめにする
赤ちゃんは体温が高く汗かきなので汗をかいたらこまめに着替えましょう。

エアコンは２６～２８℃
外と中の気温差が５度くらいになるように設定し、直接赤ちゃんに風が当たらないようにしましょう。

※関連記事：赤ちゃんにクーラーって使っていいの？最適温度は？クーラーを上手に使おう！

日よけをしましょう
２、３ヶ月たってお出かけをする場合には直接日が当たらないように帽子やタオルケットなどで日よけをしましょう。

保冷剤を活用する
ベビーカーやチャイルドシートには熱がこもっているので保冷剤や冷却シートなどを活用して快適に過ごせるようにしましょう。

車の日よけにサンシェード
車の中でも日焼けはします。サンシェードで赤ちゃんを日差しから守りましょう。

虫よけカバー
夏は虫もたくさんいるので虫よけカバーで赤ちゃんを守りましょう。

まとめ

初めての出産だと何が本当に必要なのかわからず、迷ってしまいますよね。そんな方に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

最低限のものが揃っていれば、入院中でも退院した後でも買い物はできるので焦ってすべて揃える必要はありません。
家族で話し合って最低限必要なものをリストアップして揃えてくださいね。

元気な赤ちゃんが生まれますように。