赤ちゃんにおむつかぶれができても、忙しいとなかなか病院へ行けないことってありますよね。
そんなとき、市販の薬を使っておむつかぶれを治すことができればと考えるママも多いと思います。
赤ちゃんのおむつかぶれは、市販の薬を使って治すことはできるのでしょうか?
また、どんな薬があるのか、薬を選ぶ際の注意点はあるのか、などについてまとめてみました。
目次
おむつかぶれに効く薬はどんなものがある?
おむつかぶれを予防したり、できたおむつかぶれを治したりするための薬にはどんなものがあるのでしょう。
大きく分けると、
- 保湿するための塗り薬
- 非ステロイドの塗り薬
- ステロイドの塗り薬
の3種類があります。
それぞれ、どんなときに使うか、どんな役割があるかをお話ししたいと思います。
保湿するための塗り薬
デリケートで、油分も少ない赤ちゃんのお肌。
おむつをかえるたびにおしりを拭くので、うるおいはどんどん失われていきます。
保湿する働きのある塗り薬で肌をバリアすることでおむつかぶれを予防したり、できたおむつかぶれが広がらなくなります。
非ステロイドの塗り薬
炎症をしずめる薬で、軽いおむつかぶれが出ているときに使います。
肌に刺激を感じる、などの副作用が出ることがありますので、赤ちゃんの様子を見ながら使ってください。
ステロイドの塗り薬
非ステロイドの塗り薬で改善しない場合は、治す力の強いステロイドを使います。
効きめが強いので一気に治すことができますが、使い方には注意が必要です。
まず、炎症の強い部分に少しだけ塗り、炎症のないところにはつけないようにしましょう。
改善してきても、急に使用をやめるのはあまり良くありません。
また、長期間使い続けることも良くありません。
ステロイドが怖いと言われているのは、成分がこわいのではありません。
正しい使い方をしなかったときに、リバウンドして逆に症状が悪化したりすることが怖いのです。
ステロイドを使って改善してきたら、少しずつ弱い薬に変えていって、いずれはステロイドをやめていくことが大切です。
その辺は判断が難しいので、ステロイドは医師の指示に従って使うことをおすすめします。
薬を選ぶときの注意点
では、ドラッグストアで薬を選ぶときは、どこに気をつけて選ぶといいのでしょうか。
ここでは、ステロイドが入っていない薬を選ぶときのポイントについてお話ししたいと思います。
必ず赤ちゃん用のものを。
大人用の塗り薬を代用するのは良くありません。
たとえば、大人の湿疹と赤ちゃんのおむつかぶれは、原因も対処も違いますので、おむつかぶれのときはやはり、おむつかぶれを治すための薬を選ぶ必要があります。
おむつかぶれの薬に必要な成分は、
- お肌の保湿、保護
- かゆみどめ
- 炎症をおさえる
です。
自分の手が届かないおむつのなかが激しくかゆいのは、赤ちゃんにとって苦痛です。
お肌を保護して、おむつかぶれを治すと同時にかゆみをとることも必要になります。
おすすめの市販薬は?
では、おすすめの市販薬をご紹介します。
サトウ ポリベビー
多くのママが選んでいるこの薬。
安心のサトちゃんマークで、私もこの薬を買いました。
天然のナタネ油とサラシミツロウに、かゆみを鎮める抗ヒスタミン剤と治りを助けるビタミンや酸化亜鉛、さらに殺菌剤を配合した薬です。
この薬はジュクジュクした部分と乾燥している部分の両方に使えます。
ダイアフラジンA軟膏
魚油由来のビタミンが肌の角質層の回復を助け、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を活発にします。
ホノザルベ
かゆみを抑える成分を配合し、かゆみによる皮膚の炎症をしずめてくれます。
メントール配合なので、刺激に弱い赤ちゃんには注意が必要です。
まとめ
私は娘を布おむつで育てました。
布おむつはかぶれると言われましたが、娘は逆に紙おむつをしたときにかぶれました。
外出から帰って少し赤くなって、布おむつをはかせると治って、の繰り返しでしたが、やはり赤いお尻は痛々しいです。
できてしまったおむつかぶれは、薬を上手に使って治してあげましょう。