男の子のママの悩みの種の一つである、おちんちんのケア。
パパに聞いても赤ちゃん時代のことを覚えているわけがなく、なんとなく周りのママ友に聞くのもためらってしまいますよね。
とはいっても、毎日オムツで蒸れているし、お手入れしないわけにはいきません。
今回は赤ちゃんのおちんちんの皮についての疑問を解決します!
うちの子の状態は正常?
たまにある検診で小児科の先生に診てもらう時に、心配事があってもその場になるとつい忘れて聞けない・・・なんてこともよくありますよね。
なかなか他の子と見比べるような機会もないし、我が子のおちんちんの状態はこれでよいのかと心配になるママもいると思います。
産まれたての赤ちゃんは、ほほ全員が「包茎」の状態で産まれてきます。
「包茎」というのはおちんちんの先まで皮に覆われている状態です。新生児期は、おちんちんの皮と、その中身がくっついていて、成長していく中で変化していって自然と離れるようになります。
赤ちゃんのうちに皮はむくべき?
結論から言うと、赤ちゃんのおちんちんの皮は、むく必要はありません。しかし、洗ってあげる必要はあります。
「恥垢(ちこう)」と呼ばれる白い垢が、稀におしっこと一緒にオムツに出ていることがあります。皮の中に溜まった垢が、おしっこに押し出されて出てくるのです。
放っておくと細菌に感染して炎症を起こしてしまう可能性があります。しっかり洗って普段から清潔に保つようにしましょう。
「むきむき体操」という、少しずつ皮がむけやすくするような体操もあります。
これはおちんちんの先(亀頭部)を外に出すことで垢が溜まるのを防ぎ、将来の包茎の可能性を下げるものです。
しかし、やり方を間違えてしまったり、無理にやってしまうとおちんちんを傷つけてしまいます。
小児科の先生によっても賛否が分かれるものです。試す前に信頼のおける先生に一度相談することをお勧めします。
どんなケアをしていればいいの?
基本的にはオムツ替えの時にしっかり拭いてあげることと、お風呂で洗ってあげることです。
オムツ替えのときには、おちんちんの先から付け根に向かって拭きます。動くようになるとそれだけで大仕事になってきますが、ちんちんの裏側も拭くようにしてくださいね。
お風呂では赤ちゃん用の石鹸やボディソープを使ってやさしく洗います。軽く皮を根元に寄せて先を洗っても良いでしょう。
しみてしまうのではと心配ですが、赤ちゃん用のものは低刺激のものが多く、石鹸を使った方が綺麗に洗うことができます。
しみてしまう場合には何か炎症を起こしている恐れがあります。
痛がるような泣き方であれば、すぐに流して様子をみてください。
赤くなっていたり腫れがあるようなら病院を受診するようにしてくださいね。
異常がない場合も、泡が残ってしまわないようにしっかりとすすぐようにしてください。
様々な見解があるので一概には言えませんが、「むきむき体操」はおちんちんの皮をむくことを目的としてやるものですが、抵抗のあるママやパパは、お風呂で洗う時に少しずつ様子をみて「ついで」程度にほぐしてあげるのもいいかもしれませんね。
まとめ
成長に伴って、自然とむけていくことがほとんどです。心配しすぎて手を出しすぎると、おちんちんをかえって傷つけてしまうことになりかねません。
心配な場合は、勇気を出して小児科で診てもらいましょう。
ママがデリケートなところだから・・・と気を付けていても、赤ちゃん自身がおちんちんの存在に気づくと、オツム替えやお風呂に入っているときなど、よく触って引っ張ったりもします。そういった意味でも、いつも清潔にしておくようにしたいですね。
※赤ちゃん、子供のおちんちんに関しては以下でも紹介しています。