乳幼児期の赤ちゃんは、よくおちんちんをいじっています。言葉が話せるようになってからも、おちんちんは男の子にとって魔法の面白ワードですよね。
私の1歳の息子も、オムツ替えやお風呂でおちんちんを触っては、大丈夫なの?と心配になるくらいに引っ張っていたりします。どの子も通る道だろうと我が家ではやめさせる、という選択肢はなかったのですが、衛生面で気になることも。
今回は赤ちゃんのおちんちんいじりについてまとめてみました。
赤ちゃんはどうしておちんちんを触るの?
そもそも赤ちゃんはどうして自分のおちんちんを触りたがるのでしょうか。
我が子が初めておちんちんを触っているのを発見したのは、生後半年くらいのお風呂場でのことでした。
お座りが上手に出来るようになったので座らせて待っていてもらうと、視界に入ったようで、おもちゃそっちのけで触り始めました。
赤ちゃんがおちんちんを触る理由の大部分は、おちんちんがおもちゃのような感覚になっているからなのです。
ふにゃふにゃと柔らかく、自在に伸びるおもちゃ。それが自分の体についているのですから、好奇心旺盛な赤ちゃんが見つけて放っておくわけがありませんよね。
常に外に出ている手や足と違って限られた時しか触ることが出来ないという点も、一層興味を持ってしまう理由になっているのかもしれませんね。
そして、「オムツを脱いだ時には【コレ】が外に出て触れるようになる」というのがなんとなくわかり、次第におちんちんを触ることが習慣化されていくのです。
少し年齢が進んで尿意がわかるようになると、「おしっこが出そうなときにおちんちんを触る」といった関連性が出てくることもあります。
それら以外にも、大人が手持ち無沙汰なときに髪の毛をくるくると触ったり、唇を触ったりといった癖と同様に、寂しさやストレスを感じている場合も稀にあります。
赤ちゃんがおちんちんを触るのを止めさせるべき?
これについては様々な意見があります。
衛生面や成長したときのことを考えて、やめさせるべきだという考えもあれば、ある程度清潔にしておけば自然とやらなくなるので放っておいてよいという考え方もあります。
おちんちんを触ることのデメリット、やめさせるべきと考える理由をあげていきます。
まずは包茎である赤ちゃんのおちんちんは炎症を起こしやすいという点。
おちんちんだけでなく色んなものに興味を示す赤ちゃんですから、大人が触ってほしくないものも触りますよね。その手でおちんちんを触ってしまうと、汚れや細菌が入り込み炎症を起こす原因となってしまいます。
※関連記事:赤ちゃんのおちんちんの皮はむくべき?ケアの仕方は?
他にも、おちんちんを触ることが癖になると、成長してもやめられないのではないかという点や、早い段階での性に目覚めてしまう抵抗感のあるママもいることでしょう。
しかし、やめさせなくてもいいという考え方にも理由があります。
それは、生後2、3か月頃にハンドリガード(赤ちゃんが初めて自分の手を発見して、観察したり舐めてみる行為)があったように、自分の体の一部に気が付き、認識するというのはとても大切な成長の過程だからです。
大きくなっていくにつれ、赤ちゃんの頃に触ってた意味合いのおちんちんをいじりはなくなっていくのが普通です。(男の子の通る道として、興味や認識と別の意味合いで面白くなってくることはあるでしょう・・・。)
傷つけないように爪を切っておくことや、食事や外出の後にはしっかり手を洗うこと、ゴミ箱など汚いものを触った後には拭いたり洗ったりと清潔にしておくことを心がければ、特にやめさせる必要はないという考え方もあります。
それぞれのご家庭での方針で、お子さんに接してみてくださいね。
止めさせる効果的なやり方
やめさせたい!と思っても、なかなか難しいですよね。
おちんちんを触らせない一番の効果的な方法は、オムツ、パンツを履くこと。
手を入れて触ってしまうような場合には、ボディースーツタイプの足の間でボタンを留めるような肌着にしたり、洋服で工夫して触れないよう対策を取ってみてください。
おちんちんが露出してしまうオムツ替えの時には、おもちゃなど、他に興味のあるものを持たせておくことで、気を逸らすことが出来れば、おもちゃに興味がうつり、赤ちゃんがおちんちんに興味がいくことを防ぐことができるでしょう。
お風呂の場合にも、おちんちん以上に夢中になれるものを用意しておくようにしましょう。
そして、言葉がまだわからないから、とあきらめずきちんと「おちんちんを触ってはダメ」と伝えるようにすることも大切ですよ。
離乳食や卒乳などと同じで、赤ちゃんもママが何か一生懸命伝えようとしている気持ちは受け取ってくれるはずです。
まとめ
無理に抑えて手を離させようとすると、かえって赤ちゃんは必死になります。成長の証ととらえて、落ち着くまであたたかく見守ってあげてもよいかもしれませんね。
※赤ちゃんのおちんちんに関しては以下でも紹介しています。