夏休みの自由研究は、時間もかかる調べ学習です。その名の通り自由にテーマを決めるので、まずテーマが決まらなければ、何も取り掛かることが出来ません。

小学校5、6年生の高学年は自分でどんなものを調べたいか、どの程度の研究が自分できるか分かっているので、テーマを決めるのにもさほど苦労はしないと思います。

 

しかし、まだ小学校に入学したばかりの1、2年生は、どんな研究をしたら良いのか迷ってしまうことがあるでしょう。

そんな小学校低学年のための自由研究の取り掛かり方をまとめてみました。

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まずはテーマを決めよう

まず、自由研究には大きく分けて、実験系、工作系、観察系に分かれるでしょう。

その中で何をやりたいのかを、子供に聞いてあげてパパママが、子供ができるかを判断してあげるのが大切です。

しかし、実験系にたいして小学2年生くらいまでは難易度が高くてできないものが多いと思います。
実験系をやりたいと言った場合は、出来るだけ単純で行程も簡単なものをいくつか見つけてあげましょう。ただし、これをやってねと言うようにテーマを決めてあげてしまうことはやめて、自主的に選ばせてあげましょう。

 

女の子には料理系の自由研究がオススメ

小学校低学年の女の子は、ちょうどママのお手伝いをしたい年頃だと思います。

お手伝いを兼ねて、料理系の自由研究を提案してあげると喜ぶかと思います。

 

私は小学生の時に、包丁を使うお手伝いがしたくてたまらない時期があり、母に自由研究のテーマに「色々な野菜の切り方」と言うものを提案してもらいました。

料理を完成させるまでのレシピ作りなども女の子らしくて楽しいかと思います。

 

また料理系には実験系の要素を含みます。

  • どうしてホットケーキは膨らむのか
  • 旬の魚について季節によって仕分けてみよう
  • キュウリに塩をかけるとなぜ水が出てくるの?

など、ご飯を食べていてふと疑問に思うことを、研究のテーマにするのも良いかと思います。
包丁や火を使う場合は必ず大人が見ているところでやるようにしましょう。

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実験系の研究なら地域のイベントに参加してみよう

実験系は簡単なものでも、材料や実験器具を集めることから始まります。パパママもそんな時間がないという時は、地域のイベントに目を向けてみましょう。

地域のイベントには化学系の企業が協賛している場合があります。対象の学年に沿って研究のポイントをまとめてくれています。

以前、勤めていた職場がガス会社だったのですが、地元の小学生を集めて夏休みの研究教室というものを開催しておりました。
その中には高学年向けの物質の冷却実験をはじめ、低学年にはガス管を使った簡単な実験やガスの仕組みについての教室を開いており、多くの小学生が参加してました。

地域の広報などをみると、このようなイベントが数多く開催されています。
見つけられない場合は、化学系の博物館や技術館でもイベントを開催してある場所があるのでインターネットなどを使って調べてみましょう。

 

研究のまとめは写真や絵を使って鮮やかに!

研究のテーマをまとめるのには、低学年の場合、そこまで形式にこだわる必要はありません。

ただし、結果を書くだけでは分かりません。研究のテーマと研究の目的や意図は書くようにしましょう。

 

過程や結果については、写真や絵を使ってカラフルに自由にやると自分らしさが出て良いかも知れませんね。

写真には、子供が実際に自由研究をやっている姿を撮っていれてあげると、子供も喜ぶと思いますよ。

台紙にカラフルな画用紙や模造紙を使い、さらにオリジナリティを出すためにはアルバムなどを使って時系列事に研究結果と写真を使うといいですね。

 

自由研究は周りに流されずに楽しんでやりましょう

中には低学年のうちから、壮大な研究で周りの大人もビックリするような報告をする子供もいます。
その研究を見てしまったら、自分の研究があまり凄いものではないのかと尻込みしてしまうことがあるかもしれません。

だけど、自由研究なので、自由にやっていいのです、周りに流されないでやることを教えてあげましょう。

そして、パパママはやりたいということにたいして全力で応援とサポートをしてあげてください。

研究結果がまとまったら、褒めてあげましょう。
そうすることで、来年はもっといい研究がしたい!と自主的に考えて研究を進めていくと思いますよ。

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