夏と言えば、バーベキューやプール、夏祭りに花火・・・季節ならではのレジャーがたくさん待っています。中でも海を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

 

海開きが待ち遠しい限りですが、自然には危険がつきものです。子供の水難事故も毎年ニュースで目にしますよね。

そこで、なぜ「海開き」という期間が設けられているのか?子供の水難事故の対策と合わせて紹介していきます。

 

海よりも山派!というあなたは、山開きとは?子供と山登りをする時のポイントの記事を参考にしてくださいね!

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海開きとは?

そもそも、「海開き」とは、何なのでしょうか。

 

「海開き」という期間は、安全に遊泳できる期間、と言い換えることが出来ます。

事前に水質・水温検査が行われ、期間中にはライフセーバーの監視体制を整える海水浴場も多く見受けられます。
また海の家の営業や、トイレ・シャワー室などはこの期間のみ開設されることがほとんどです。

 

しかし、本来の意味としては、海水浴場がの商売繁盛と安全の祈願をし、神主などによる神事や安全祈願祭を執り行うことが「海開き」という行事だそうです。

 

海開き前に泳ぐとどうなる?

海は一年中立ち入ることが出来ますし、実際浜辺を歩いていたり、サーフィンをしている人なんかもよく見かけますよね。

 

海開きの前、または海開きの期間が終わった後に泳ぐことは、もちろん可能ではありますが、危険が多い、と考えるとよいでしょう。

一般的にシーズンのはじまる前に清掃が行われ、水温・水質から海開きの判断がなされます。

つまり、海開き前の場合、それらが行われていない状態での遊泳となるため、缶やビンの破片が落ちていたり、水が冷たすぎたりと、安全に泳げる保証はありません。

 

期間が設けられているのには、ちゃんとした理由があるんですね。
水に入ったり泳いだりするわけでなくても、浜辺にも危険はありますから、十分注意が必要です。

 

子供の水難事故に注意!

2016年の7月から8月にかけての水難事故件数は全国で614件。海が53%、河川では33%というデータがあがっています。また、その中で約半数は、死亡または行方不明となっているのです。

 

楽しいはずの水遊びには、常に危険が隣り合わせであることを忘れてはいけません。特に大人よりも背が低い子供達はより多くの危険にさらされてしまいます。

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子供が海で水難にあわないようにするには

楽しく遊ぶためにはどのようなことに注意すればよいのか、調べてみました。

子供だけではなく、大人にも当てはまることばかりですので、ぜひ参考にしてください。

 

天候をチェックし、強行しない!

自然には勝てません。悪天候の場合は、どんなに子供が駄々をこねてもぐっと堪えましょう。急に波が高くなったり、気温が下がったりすることもありますので、遊んでいる途中でも異変を感じたら一度水からあがって様子を見るようにしましょう。

 

遊泳禁止場所では絶対に泳がない!

遊泳禁止とされている場所には、禁止になるそれなりの理由があります。少しだけなら・・・が、命取りになるかも知れません。
子供たちが興味本位で遊泳禁止場所に入ってしまわないよう、目を離さないことが大切です。

 

体調不良の場合は、休む!

もちろん行く前から体調がよくない場合は、延期にしてください。炎天下の下はしゃいでいると水分補給を忘れがちですので、熱中症にも注意してくださいね。

 

ボートや釣りの際にはライフジャケットを必ず着用する!

必ず、体のサイズに合ったものを着用してください。泳げると自負していても、いざという時にはパニックになってしまいます。同様に、遊泳の際の浮き輪もなるべく持っていくようにしましょう。

 

子供だけで遊ばせない!

これは何より大事なことです。

子供の発想は大人には想像のつかないことが多くあります。ある程度大きくなったお子さんでも、無茶をしないよう見守り、親御さんの声が届く範囲内で遊ばせるようにしましょう。

 

溺れている人がいても、助けにいかない!

冷たいようですが、二次災害を防ぐためです。
まずは助けてくれる人を呼び、飛び込まない方法で(ロープや浮き輪を投げる等)救助にあたるようにしましょう。

 

楽しい海水浴を!

危険は多いと言えど、やはり子供たちも大好きな海。
準備は大変だし、ひやひやすることもあるかも・・・それでも楽しそうに遊ぶ姿を見れば、来てよかった!と思えるはず。

たくさんの人が集まる海水浴場では、脅威は自然だけではないかも知れません。お互いに気持ち良く遊べるように、マナーを守って楽しい海水浴にしてくださいね。

 

関東で海水浴場をお探しの場合、こちらもぜひチェックしてみてください。

海開きはいつ?2017年関東の家族で行くオススメの海水浴場

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