これから夏に出産予定のママは、すでに性別が分かっている方も多いのはないでしょうか。
なかでも女の子の赤ちゃんを予定していると、可愛いお洋服を揃えているだけでママは気分が上がり、笑顔がこぼれてきてしまいますよね。
我が家も、昨年の初夏に女の子が生まれました。
その時、大いに揉めたのが、名前のこと。
夏をイメージした名前を付けたいという私と、いま流行りの名前を付けてあげたいというパパで、意見が真っ二つに別れました。結局、出生届の提出期限の日ギリギリに決まり、かなり焦った覚えがあります。
パパもママも、子供が一生使い続ける名前には、他の人とは違う特別な意味を込めたくなりますよね。
赤ちゃんが産まれてくる前に、少しでも名前を考えるヒントになればと、今回は夏生まれの女の子に合う名前のつけ方についてまとめてみました。
※男の子版は最新!夏生まれの男の子に合う名前のつけ方の記事で紹介しています。
夏のイメージの漢字を考えよう!
まずは、夏のイメージの漢字をピックアップし、イメージを膨らませてみましょう。
女の子に合う、夏から連想される漢字は以下のようなものがあります。
音 夏 海 光 彩 舟 潤 青 草 南 虹 波 帆 風 麻 柳 葉 陽 藍 涼 緑 露 葵 渚 凪 碧 蓮 悠 鈴 杏 桃 紫 水 七 泉 夕 梨
この中から、名前によく使われるものをいくつかご紹介します。
夏
暑い夏や、日差しが強い晴れの日のイメージ。活発で明るいイメージ。
明るく元気に育ってほしいという願いを込めて。
「夏」を使った名前は、例えば以下のようなものがあります。
彩夏(あやか)、夏織(かおり)、夏菜(かな)、夏季(なつき)、夏南(かなん)、夏乃子(かのこ)
海
大きく広いイメージ。
愛情深く、生命力あふれる人に育ってほしいという願いを込めて。
「海」を使った名前は、例えば以下のようなものがあります。
愛海・藍海(あいみ)、碧海(あおい)、海音(あまね)、海・羽海・海美(うみ)、心海(ここみ)、海音(かのん)、海里・海璃・海莉(かいり)、心海(ここみ)、海希(みき)、海帆(みほ)
帆
ヨットなどの帆を表す漢字。強い風に立ち向かえるイメージ。
夢という帆を大きく広げて進んでいってほしい、
どんな困難にも立ち向かって、人生という荒波を乗り越えてほしいという願いを込めて。
「帆」を使った名前は、例えば以下のようなものがあります。
香帆(かほ)、咲帆(さほ、さきほ)、志帆・詩帆(しほ)、璃帆・莉帆(りほ)、沙帆里(さおり、さほり)
陽
日に照らされたような明るくポジティブなイメージ。
太陽のように明るく優しい子に育ってほしい、
笑顔あふれる豊かな人生をおくってほしいという願いを込めて。
「陽」を使った名前は、例えば以下のようなものがあります。
陽菜(ひな、はるな)、陽子(ようこ、はるこ)、朝陽(あさひ)、心陽(みはる、ここや)、陽奈(はるな、ひなた)、太陽(さん)
近年、「陽」はとても人気があり、よく使われるため、友達と名前がかぶりやすいという人気漢字ならではの悩みもあります。
「陽」を使う際には、組み合わせに一工夫し、他の子との違いをつけたいですよね。
葉
緑が繁っていて、癒しをもたらすイメージ。また、たくさん伸びるイメージ。
すくすくと育って欲しい、人に癒しをもたらすような子に育ってほしいという願いを込めて。
「葉」を使った名前は、例えば以下のようなものがあります。
音葉、乙葉(おとは)、青葉(あおば)、彩葉(あやは、いろは)、柚葉(ゆずは)、子葉(しよう)、一葉(いちよ、いよ)、佳葉子(かよこ)
凪
風や波がしずまるという意味を持つ。静かな海や空のイメージ。
心穏やかにのんびりと育ってほしい、周囲にやすらぎを与えてほしいという願いを込めて。
「凪」を使った名前は、例えば以下のようなものがあります。
凪紗、凪咲(なぎさ)、優凪(ゆな)、奈凪、那凪(なな)、玲凪(れな、れいな)、美凪(みなぎ、みな)
汐
「夕方の海の満ち引き」という意味からは、夕暮れ時の波風が立たない穏やかな海がイメージされる。
おおらかで優しい人に育ってほしい、心穏やかに人生の波を乗りこなしてほしいという願いを込めて。
「汐」を使った名前は、例えば以下のようなものがあります。
汐里、汐璃、汐莉(しおり)、汐美(しおみ)、汐音(しおね)、汐深(きよ)、汐羅(きよら)
このように、漢字を調べてみると、色々なイメージがわいてきます。
それぞれの漢字のイメージに対して、どういう願いを込めることができるか考えてみましょう!
次に、今流行っている女の子の名前を見てみましょう。
どういう名前が流行っている?
2016年の明治安田生命が発表した、女の子の名付け読み方ランキングは以下の通りです。
1位 ハナ
2位 サクラ
3位 ユイ
4位 リオ
5位 アカリ
6位 アオイ
7位 コハル
8位 ホノカ
9位 イチカ
10位 サナ
10位 リコ
中でも1位のハナちゃんは、2年連続で読み方ランキング1位になっています。
名前を決める時の判断基準は、最近は「音の響き」、つまり読み方が最重要視される傾向のようです。
また、4位のリオちゃんは昨年行われたリオデジャネイロオリンピックの影響だとも言われています。
子供には今流行りの名前をつけてあげたいと思う場合には、参考にしてみてくださいね。
夏生まれの女の子にピッタリの名前は?
夏をイメージさせる漢字と、人気の名前の読み方を組み合わせると何通りも作ることができます。
例えば以下の通りです。
- ハナ…初夏、波七、波凪、波南、葉夏、葉菜
- ユイ…夕愛、夕唯、佑泉、悠泉
- リオ…梨陽、梨音、涼音、鈴央
- アオイ…葵、碧、葵唯、夏葵、杏央衣、碧衣
- ホノカ…帆夏、帆乃夏、帆海、穂夏、穂乃夏
- サナ…冴凪、冴南、咲夏、彩七、彩杏、爽夏
このように、たくさんの漢字候補があるので、字画も調べながら考えてあげると良いでしょう。
また、6月、7月、8月の月ごとにイメージした漢字で名前を考えてあげるのも良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
夏生まれと言うと、自然に関する漢字が多く使われているようですね。
雄大でキラキラと輝いているイメージの名前が多い印象です。
この漢字を使いたい!と、漢字重視で名前を考えるのか、はたまた音の響きや読み方重視で名前を考えるのか、人それぞれだと思います。
そして、その名前に、どんな子に育って欲しいかという願いを込められるのは、赤ちゃんのパパ・ママの特権です。
その子にぴったりの素敵な名前を、想いを込めて付けてあげてくださいね。